最新更新日:2024/05/28 | |
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2年 人権参観懇談会を行いました。
11日水曜日に,人権参観懇談会を行いました。5時間目の道徳の時間が,参観授業でした。
2学年では,落とし主不明の持ち物から,それが男の子の物なのか,女の子の物なのかを皆で考える学習をしました。たとえばピンク色の縄跳びを見たとき,子どもたちの大半は「ピンク色は女の子が好きな色だから,それは絶対に女の子の物だ!」という意見でした。一方で,黒い自転車を見たときは「黒色は男の子が好きだから,男の子の自転車だと思う。」,緑色のスニーカーを見たときは「緑色は女の子も男の子もどちらも好き。こんな緑色の靴を履いているお友達いるよ。」など,子どもたちの意見は様々でした。 子どもたちの様子を見ていると,多少はハートやリボンは女の子の物といった意見がありましたが,ほとんどの落とし物が男女どちらの物としても考えられる,といった意見が多数でした。色や模様で判断することがあっても,2学年の子どもたちは,男女どちらがこれを使わなければならない,といった強い思い込みや固定された考えはそこまで見られず,「どっちが使っても変じゃないよ!」「好きな物を持ったらいいと思う。」「大切なのは,その人らしさだよね。」と,話し合いの中で,その人らしさ・自分らしさが大切なんだということに気付くことが出来ました。たくさん手も挙がり,意見も交流が出来て,とても活発な参観授業となりました。ただ事前に,何気なく行った塗り絵では,男の子女の子を見た目で決めつけていたり,男の子の色,女の子の色を区別して色を使っていたりしたことも分かりました。世の中で自分の正しい人権意識を振り返ったり,考えたりする大切さにも気付くことも出来ました。 その後の懇談会では保護者の方と,参観授業について意見感想の交流や,子どもの実態等について話し合いました。男女平等教育のみならず人権に関することは,周りの大人たちが正しい知識を身につけ,それを子どもに伝えていくことが大切であるという意識を教員,保護者が共に持つことが出来ました。とても有意義な話し合い・深め合いの時間となりました。お忙しい中,参観懇談会に足をお運びいただき,ありがとうございました。 |
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