6年生は、総合「かがやき」の学習で「伝統文化の神髄」を探る「雅のまこと」の学習をしています。古くから受け継がれる伝統文化の歴史や魅力についてインタビュー等を通して学んだあと、より深く「伝統文化の神髄」を探るために師匠に弟子入りし、伝統文化の技を学びました。弟子入りし、実際に体験することで伝統文化の素晴らしさや面白さを実感すると共に、師匠の技に向き合う姿からもいろいろと学ぶことができました。そんな時に、文化庁の方に来ていただき、今の伝統文化の置かれている状況をお話頂きました。伝統文化に触れる人々が減ってきていることを数字を挙げて説明されました。子どもたちは、「こんな素敵な伝統文化がすたれていくなんて・・・」「自分たちでも何とかしなければ」という想いに駆られ、自分たちにできることを話し合いました。そして、文化庁から紹介された「伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都市、京都芸術センター)」の方に授業にお越しいただき、自分たちでも、伝統文化の素晴らしさを伝えるイベントを行い少しでもたくさんの人に伝統文化の素晴らしさを理解してもらおうという事になりました。当日、たくさんの人に来てもらえるようにポスターを作って地域に配布をしてもらうようにお願いしたり、マスコットキャラクターも作って宣伝を行いました。当日、どのように発表することで、伝統文化の魅力をつたえることができるかについても知恵を出し合いながら進めました。自分たちで、どんどん進めることができました。舞台発表だけではなく、体験コーナーなども設けて魅力を伝えようと考えていました。