最新更新日:2024/09/26 | |
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5年 総合コミュニティかがやき「わたしと仕事」
2月27日(水)の3・4校時、5年生の児童が総合コミュニティかがやき「わたしと仕事」の学習をしました。
みなさんは南スーダンという国をご存知でしょうか。北アフリカに位置し、エチオピアやケニアなどの国に囲まれた、2011年7月9日建国の世界で最も新しい国です。 この日は、その南スーダンで、JICA(日本国際協力機構)南スーダン事務所次長を務められている小林知樹氏をお招きして、お話を聴きました。小林氏は京都市の出身で、青年海外協力隊としてタンザニアに2年半赴任した経験もお持ちです。その豊かな国際経験を踏まえてたいへん興味深いお話を聴かせてくださいました。 まず最初に、世界の国々、中でも開発途上国と呼ばれる国と日本が、なぜ、協力関係を築いていく必要があるのかについて多くの資料を使って解説していただきました。その後、南スーダンの国情のお話、そして、質問の時間と学習は進みました。 南スーダンは約50年近くも内戦状態が続いたため、「戦争しか知らない」国民が、平和な国家建設を目指して急ピッチで国土の整備・開発を進めているそうです。国土を南北に縦断するナイル川に架かる橋は1本しかないことや舗装された道路は延長200キロ程度であることなど、子どもたちにとっては驚きのお話が続きました。 これまでもたくさんの方のお話を聴くと共に、地元の事業所の方に協力いただいて、実際に職場体験をするなどして「はたらく」ことについて考えてきた5年生の子どもたち。学習を終えての感想を尋ねると、 「日本だけで発展していくのではなく、世界みんなで発展していこうとする考えが大切だとわかりました。」 「日本が、遠いアフリカともいろいろなところでつながりをもっていることがわかりました。」 「世界を広い視野で見ていきたいと思いました。」 などの答えが返ってきました。 この日の学習を通して「世界との国々との協力」「国際貢献」といった新たな視点を、子どもたちはもつことができたと思います。 |
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