最新更新日:2024/09/20 | |
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6年 人の世に熱あれ,人間に光あれ
社会科では「世界に歩み出した日本」の学習を終えました。大正時代になり,自分たちの生活や権利を守るために,日本の各地で労働運動,農民運動,女性運動などが起こり,人々の民主主義への意識が高まってきました。
そうした大きな時代の流れの中で,差別を受け苦しんできた人たちもまた「全国水平社」をつくり,差別をなくそうと立ち上がりました。子どもたちはこの全国水平社創立大会の宣言文を読み,差別に苦しんできた山田少年や田中松月さんの思いに迫りました。子どもたちは,この創立大会で演説する山田少年は「人間は憐れみ同情するものではなく,尊敬するものだ。」「自分たちの力で差別をなくしていこう。」「堂々と生きていけるように,みんなの幸せを作っていこう。」といった思いだったのではないかと考えていました。すべての人の平等を願って作られた水平社の精神に感銘を受けるとともに,それは今の世の中でも同じく大切なことだということに気が付いたようです。 |
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