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最新更新日:2024/07/03 |
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「京の匠」体験![]() ![]() ![]() 仏具を作られている伝統工芸師のみなさんに,金箔の貼り方を習いました。 まず,作品用のお皿に好きな形にテープを貼ります。 次に,全体に接着剤を塗ります。 その上に金箔を置いていくのですが,ここが一番難しいところです。台紙と一緒に金箔を箔箸でそっと挟んで取り,手のひらに置きます。お皿のところまでもっていき,また箔箸で台紙と一緒に金箔をお皿にそっと載せます。そして,台紙だけをはがします。少しでも風が当たると金箔が飛んでいくので,ゆっくりやさしくやらなければなりません。 金箔が載せられたら,綿でそっと押さえていきます。 金箔がおさらにくっついたら,はじめに貼ったテープをはがします。それぞれ個性的な模様が現れました。 周りの余分についた金箔を取り除いたら出来上がり! 最後に出来上がった作品を和紙で丁寧に包みました。3日後には乾いて使えるそうです。 細心の注意をはらいながら進めた作業,ピンと張りつめた緊張感で,厳かな気分になりました。 めったにできない貴重な体験をすることができました。 |
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