学校園のミカンの木で見つけたアゲハ蝶の幼虫を飼育していましたが,今朝さなぎの皮を脱いで蝶になっていました。この1ヶ月間,あおむしの観察をして,絵を描いたり,はらぺこあおむしの歌をみんなで歌ったりしてこの日を楽しみにしていました。自分たちが飼育した幼虫が脱皮をくり返し,姿を変え,最後にはきれいな蝶になったことで,子どもたちは大変感動していました。そして,かごの中で羽ばたこうとする姿を見て,みんなで逃がしてあげようということになり,生まれたミカンの木の近くでかごから出しました。蝶が飛び立った瞬間,子どもたちは「元気でね!さよなら!」と声をかけていました。見ていたこちらも温かい気持ちになりました。