京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/28
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中学生対象 HORION夏のスクールガイダンス PART2へのご参加ありがとうございました。今日のレッスンや生徒たちからのアドバイスなどを、明日からのご自分の音楽に活かしてくださることを願っています。

音高祭に寄せて

                 煌(きらめ)き                     
                                校長  山 脇  護

  高校生として未完成のものを完成していく道のりには、様々な困難が待ち受けています。しかしその困難を楽しみや喜びに変えていくことができるのは、ある意味高校生の特権と言えるでしょう。さらにその道のりが、「生徒自治」の旗印のもと、皆が力と心を合わせて主体的に進んでいくものであったなら、やり切った後の充実感は、他者の評価を度外視したところにある、かけがえのない「煌き」の記憶として心に残るはずです。
  生徒自治会活動の象徴と言えるこの音高祭が、音楽を志す若者の感動表現として永遠に煌き続けることを大いに期待します。
ひとりでできないことも 
わたしたちが集えばできる    そして誰かに届けたい 
とれたてのまぶしい 
きらめきを

写真:校長揮毫の書 校歌「海を遠く」より
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全国CS研究大会in京都

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写真上:オープニングセレモニーの様子
  中:本校生徒の演奏
  下:記念撮影(未生流笹岡家元笹岡隆甫氏,京大教授山中伸弥氏とともに)

  7月30日(火)国立京都国際会館において、全国コミュニティ・スクール研究大会in京都が開催され、本校生徒がオープニングセレモニー(いけばなパフォーマンス)で演奏いたしました。また、京都市記念行事として、京都大学iPS細胞研究所長 山中 伸弥 教授が京都市名誉市民として表彰されました。
  家元笹岡隆甫氏、山中伸弥教授ともに生徒たちに接する丁寧で爽やかな態度が印象的でした。
  本校生徒たちがこのような大きな舞台で演奏する機会をいただけましたこと、同時に世界の最前線で活躍されている方々に接する機会をいただきましたことを、全国コミュニティ・スクール連絡協議会の皆様をはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

山脇 護校長書7月

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自信を持って、次へ!

重要 地震に対する非常措置について

  本校においては、京都市において震度5弱以上の地震があった場合は、下記のような措置を取りますので、テレビ・ラジオ・インターネット等の情報に注意してください。

1 登校前に発生した場合
(1)京都市において震度5弱以上の地震が発生した場合は、次の登校日を臨時休校とします。

※下校後、深夜0時までに発生した場合は翌日を臨時休校に、
深夜0時以降、登校までに発生した場合は当日を臨時休校にします。

※休業日、休業前日に発生した場合は、原則として休業明けの登校日を臨時休校としますが、安全が確認でき、授業等を実施する場合は、本校ホームページにより、授業等を実施する旨を連絡します。

(2)他府県等に住んでいる人は、住んでいる地域において震度5弱以上の地震が発生した場合は、身の安全確保を最優先し登校は控えてください。可能なら担任に連絡してください。

(3)臨時休校とした場合、登校の再開日は学校及び近隣の被災状況を確認のうえ、改めて学校から連絡します。

2 在校中に発生した場合
  下校の安全が確認できるまで、学校に留め置くこととし、気象情報・被害状況、帰宅に要する時間等を勘案し、安全確認できた場合は下校させます。また、不測の事態の場合は、保護者と連絡が取れるまで学校にて留め置くことといたします。

山脇 護校長書 6月

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公開実技試験を前に

「 道 標 」

                              学校長  山 脇  護
  未来にむかって生きることは、今をしっかり生きることにあります。自己の将来に高い理想を掲げ、それにむかって努力を惜しまないという基本姿勢を貫いてほしいと思います。夢の実現のためには、心身の健康を保つことは勿論、基本的な生活習慣の確立が大切です。強い意志と同時に、毎日をどのように過ごすかという「方法」は重要な要素となりますが、何といってもまず「着手」することです。「着手」の過程で自己を見つめ、独自の「方法」を一日も早くつかんでほしいと思います。そして、自分自身がどれだけ成長してきているか、素直な心を持ち、誠実に着実に物事を実行するよう、しっかりとした生活習慣を身につけ、自分自身を律しながら、自己実現を目指してください。貴重な音高生活の一日一日の中で、同じ志を持つ仲間と互いに切磋琢磨し、良きライバルとして青春を燃やす、エネルギーあふれる若さと行動力を求めます。
  この進路冊子「夢にむかって〜Proceed to The Future〜」は、君たちが力強く歩むための「道標」であり、学校は皆さんの大きなサポーターです。どう活かすかは君たち自身にかかっています。夢の実現のために十分活用し、実行してくれることを期待します。
  最後に、今年3月、卒業生(第64期生)に贈った言葉を、敢えて、今の君たちに伝えておきます。

『 青春を旅する若者よ。君が歩けばそこに必ず道はできる。』
                         〜永井龍雲作詞「道標」より〜
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第4回入学式 式辞

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写真上:学校長式辞
   下:入学生代表のことば

  東日本大震災の発生から2年余り、しかし復興は未だ道半ばにも至らず、日本の被災地に、季節としての春だけではなく、本当の意味での春爛漫の日々が、遠からず訪れることを祈るばかりです。また、国内外や分野を問わず、解決すべき課題は多く、時には心が通じ合わなかったり、前に進まなかったりと、我々のまえには、厳しい状況が立ちはだかっているのも現実です。
  『音楽だけが世界共通語であり、翻訳される必要がない。そこにおいては魂が魂に働きかける。』とはヨハン・セバスティアン・バッハの残した言葉ですが、あらためて「音楽」の、そして文化芸術の持つ力や可能性を強く感じる昨今です。だからこそ、音楽の才能を生かし、豊かな未来を託された若者には、しっかりと前を向き、本質をわきまえ、この難局に立ち向かう、強い志と姿勢が求められていると思います。世界遺産二条城を臨むこの城巽の地の桜の花も、その背中を押すように、また、待ちかねたぞと言わんばかりに、昨年と比べても、かなり早い時期から満開となり、今日のこの入学式を祝福し、晴天の下、美しく見事な花吹雪の舞いを披露してくれているように感じます。
  本日は、京都市立京都堀川音楽高等学校、第四回入学式を挙行するにあたり、御来賓として、京都市教育委員会 生徒指導課 指導主事 八束様をはじめ、PTA音友会会長 松下様、ならびに役員の皆様、京都・堀音同窓会会長 中井様、城巽自治連合会会長 宮崎様、堀音父母の会会長 木林様、のご列席を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
  ただ今、平成25年度入学生として、40名の入学を許可いたしました。 
  新入生の皆さん、入学おめでとう。また、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。新入生の皆さんは、難関を突破し、本日のこの晴れの日を迎えるために、確固たる意志を貫き、たゆまぬ努力を重ねてこられたことと思います。加えて、保護者の皆様におかれましても、並々ならぬご苦労 ご支援があったろうと拝察いたします。京都堀川音楽高等学校 教職員一同、そして在校生一同、新入生の皆さんのご入学を 心より歓迎いたします。
  さて、本校は、1948年(昭和23年)に 、「堀川高校音楽課程」として創設され、以後、出雲路学舎、岡崎学舎、沓掛学舎と移転しながら、1997年(平成9年)に、日本で唯一の公立の音楽高等学校として独立しました。そして、3年前の平成22年4月、その沓掛の地から、ここ城巽の地に移転し、新校舎とともに校名も、「京都市立京都堀川音楽高等学校」と 改称、新たな一歩を踏み出し、今年3月、第64期生となる、言わば新生第1期生が卒業いたしました。  
  本校は、創設以来、音楽を専門とする公立の高等学校として、全国から高い評価を受けてきました。 そして、その60数年間の歴史の中で、国内のみならず、世界で活躍する音楽家を数多く輩出してきた、輝かしい、伝統のある音楽の名門校であります。したがって、新入生の皆さんは 本日から、この京都堀川音楽高等学校の一員としての、誇りと自覚を持ってほしいと思います。
  本校の教育目標は、「人権尊重の精神を基盤に、心豊かな人間を 育てるとともに、将来幅広く音楽専門家として活躍し、文化の発展に貢献する人材を育成すること」です。この大きな目標を達成するためには、まず、水準の高い、恵まれた環境と、熱意ある優秀な教授陣に囲まれた中で、思う存分、「音楽力」を身につけなければなりません。また、その基礎基本となる「確かな学力」を培うことも、けっして怠ってはなりません。なぜなら、皆さんの大きな夢の実現は、その「音楽力」と「確かな学力」の両輪がそろってこそはじめて動き出すものだからです。 
  今、皆さんは、「音楽」という、楽しいけれどもけっして平坦でない道を志しました。どうか日々、精進してください。「精進」とは、文字通り、精を出せば必ず進歩するという意味だと思います。自分が多くの中から選ばれし精鋭であるという、自信と誇りを持って、何事にも積極的に取り組んでください。高校時代は、そのためだけに与えられた、時間と空間を占有できる、貴重な日々の連続です。思う存分「学べる」という歓びをかみしめ、他者を慮りながら、自らを律し、たくましく、その貴重な日々を構築していき、 将来に繋がる大きな「人間力」 を培ってほしいと思います。
 本校の校歌「海を遠く」の歌詞の中に、
 『ゆらめき きらめくものを追いかけ手にすくおう』 
 『こころを合わせ そよげば 歌がひろがる』 
 『たたんだ翼をひろげ 恐れずにむかっていこう』 とあります。
音楽を通した学びの過程で、自らの個性を磨き、伸ばし、他者の思いに心をよせ、 自分に何ができるか思索してください。そして3年後には、与えられた環境の中から、思い切って翼をひろげ大きく飛び立ってください。そのために、この学び舎で、仲間とともに切磋琢磨し、時に悩み苦しみ、しかし常に楽しみ、有意義な3年間を送るのだという、ゆるぎない「覚悟」を 今日から持ちつづけてほしのです。
 『わがいく道よ、正しくあれ。石ころゴロゴロたりとも、わがいく道よ、大きく  あれ。』 
詩人草野心平いわく、『自分には座右の銘というものがない。また、人生訓というものもない。ただ、色紙を求められたりするとき、「道」という作品の最後の二行を書くことがある。それが次の文句だ。』
 『わがいく道よ、正しくあれ。石ころゴロゴロたりとも、わがいく道よ、大きく  あれ。』  
新入生、第67期生の40名にこの言葉をおくり、式辞といたします。

 平成25年4月8日 
                    京都市立京都堀川音楽高等学校
                     校 長  山 脇  護
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学校行事
1/21 卒業実技試験(〜22日)

学校だより

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