最新更新日:2024/09/24 | |
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第4回きらめきコンサート 報告と御礼
12月14日(金)
本校ホールにて〜音楽の街クラシックホールの夕べ〜「第4回きらめきコンサート」を開催しました。 多くのお客様ご来場の中、前半は現役3年生ヴァイオリンの岩谷弦さん(伴奏は松岡淳先生)、後半は、今年3月に卒業しましたサクソフォンの佐々木晴志郎さん(伴奏は高校時代からたびたび協演している同期生の新水美奈さん)による演奏をお聴きいただきました。超絶技巧を駆使しつつ、華やかで、ドラマをエネルギッシュに描く名曲が並び、また本格的なソナタや現代音楽的な作品もあり、軽やかで親しみやすい作品がソプラノサックスで演奏されるなど、変化のあるプログラムとなりました。 終演後のアンケートでも、感動と称賛のお言葉をたくさんいただき、出演者の励みとなっております。ありがとうございました。将来が大変期待される岩谷さんと佐々木さん、そして「音楽の街 クラシックホールの夕べ」に、今後ともご支援、ご来場の程よろしくお願いたします。 来年2月22日(金)には、現役生による「第3回ときめきコンサート」(本校ホールにて入場無料)を企画しております。どうぞご期待ください。 全校人権学習
12月19日(水) 3,4限
本年度は、「学習権と子どもの貧困」をテーマに、京都産業大学現代社会学教授で世界人権問題研究センター研究員の惣脇宏先生に講演をしていただきました。 貧困の中で教育を受ける権利を奪われてしまう子ども達は世界各国に存在しますが、実は日本でも格差社会が問題視されるようになった2006年頃から、貧困は確実に子ども達にも広がっています。 社会情勢に大きく影響される子どもの学習権や生きる権利について、考えるムードが出来たところで、講演後に全校生徒による意見交流会をもちました。 「経済的な理由で進学が困難になった時、あなたならどうするか」、「比較的親しい友人が家族や大人から虐待を受けていると気付いた時、あなたならどうするか」という問いについての各自の考えをグループで述べ合い、その後、十人近い生徒が、その場で意見を発表しました。 「子どもの貧困」を、遠い世界の他人事として捉えるのではなく、日本で生活する自分たちの問題として考える良い機会となったようです。 惣脇先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。 2年 文化芸術探究授業(筝曲講座)
12月17日(月)
「日本の室内楽−筝を中心とした糸の調べ−」と題して、生田流筝曲家 野田 弥生先生、野田 友紀先生、そして、本校「日本音楽史」担当 井口 はる菜先生による特別授業を、2年生40名が受講しました。 筝についてのお話を伺い演奏をお聴きした後、生徒たちは2人1組で筝に触れました。平調子で調弦をしたあと「さくら」を教えていただき、先生に対旋律を弾いていただいて合奏をしました。初めて演奏したにもかかわらず、皆なかなか上手で、20面以上の筝での演奏は荘厳な響きがしました。 その後「春の海」の冒頭部分も教えていただき、誰もが知る作品を自分も演奏できたと、とてもうれしそうにしていました。 講師の先生方、素敵な時間をありがとうございました。 平成30年度 松田康子先生ピアノ特別講座
12月12日(水)
11月末に個別事前指導をいただいた後、本日、芸術顧問 松田康子先生の特別講座を行いました。 事前指導での宿題をもらった受講生徒たちは、色々と自分なりに考え、工夫して練習を積み重ね、今日の特別講座でその成果を松田先生に聴いていただきました。 しかし、前回の宿題を解決して終わりではなく、そこからまた新たな問いが生まれ、そのためのヒントや考え方を、今日もまたたくさん教わることができました。 考え、選び、工夫し、また考え…と続けていくことの大切さ、そしてその積み重ねがその人なりの音になって行って欲しいという、松田先生の熱い思いがいっぱい詰まった特別講座でしたが、毎年来ていただいている松田先生だからこそ生徒たちにそれが伝わるものだと思います。 松田先生、お忙しい中にもかかわらず本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。 平成30年度松田康子先生特別講座(Etudeグループレッスン)
11月29日(木)
今年も本校芸術顧問の松田康子先生にご来校いただき、Chopin Etudeグループレッスンを行いました。 腕の重みを利用した打鍵と美しい音の発音といったピアノ演奏の基本に加えて、Etudeが指の動きだけにならないよう和声を感じること、Chopinらしい和声の変化に必要な音を考え、感じ、発音させていくことなど、 Chopin Etudeに限らず、そしてピアノに限らず、どの楽器や音楽にも大切なことを学ばせていただくことができました。 またドイツでのご経験を通して先生が感じてこられた、ヨーロッパの文化や一人ひとりが持つ自分の意見や主張と他者への尊敬など、西洋音楽を学ぶ私たちにとって深く考えなければならないこともお話しいただきました。 お忙しい中、そして毎年、本当にありがとうございました! 第14回京都城巽音楽フェスティバル前日の雨もあがり、秋の爽やかな青空の下、恒例の「第14回京都城巽音楽フェスティバル」が開催されました。 ホールやグランドの特設ステージなど、地元城巽地域の皆様とともに創り上げてきた音楽フェスティバルは、城巽地域の方々をはじめ、飛び入りで外国人観光客の方もいらっしゃるなど、大勢の方に足を運んでいただき、用意していたプログラムが足りなくなって、急遽増し刷りするほど盛会の音楽フェスティバルとなりました。 お越しいただいた方々、そしてこのフェスティバルを支えてくださった方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 写真上:歌劇「ラ・ボエーム」より”私の名はミミ”/プッチーニ作曲(ソプラノ独唱:岡本なつみ) 写真中:バレエ組曲「くるみ割人形」/チャイコフスキー作曲(指揮:薩摩研斗) 写真下:混声合唱曲集「うたよ!」より ”もう すんだとすれば”(ピアノ:天勝悠太) 平成30年度 特設講座(ピアノ)/京都市立芸術大学教授 阿部 裕之先生をお迎えして
京都市立芸術大学教授 阿部 裕之先生にお越しいただき、ピアノの特設講座を実施しました。
<曲目> ショパン/バラード 第4番 シューマン/幻想曲 第1楽章 「ショパンは、リストのように直接的に盛り上がるのではなく、心の中にそれを溜めている」「シューマンのファンタジーを弾く時は、規模の大きさを考えなければならない。“大地”を感じて」阿部先生の音楽の繊細さや思慮深さに、皆、感銘を受けました。 また、「ショパンやシューマンの時代のピアノは、現代のピアノとはアクションやフレームなどが異なり、それにより出てくる音色も今とは全く違った。けれども、彼らの作品は、現代のピアノで演奏しても美しく奏でられるように書かれており、その“普遍性”を考えると、本当に素晴らしい」とお話しくださり、当たり前のように感じてしまっていたことが、実はすごいことだったのだと、認識を新たにしました。私たちは、楽譜に書かれたことを演奏するだけでなく、作品に付随するあらゆる知識を得た上で、それらも含めて表現しなければいけません。音楽を学ぶ上での“大切なこと”にあらためて気付かせていただいたレッスンでした。阿部先生、大変有意義な時間をありがとうございました。 体育祭(音リピック)
10月9日(火)
恒例の体育祭=音リピックが,アリーナとグラウンドを使って開催されました。晴天にも恵まれ、生徒たちは元気に楽しく一生懸命競技に取り組みました。 まず、オープニングでは、ピアノの生演奏による「ラジオ体操 第1」で体をほぐします。続く競技では、今年新たに「脱出ゲーム」が取り入れられ、難解な謎に取り組み、身体より頭を使って競い合っていました。 最後は恒例の学年対抗リレーです。抜きつ抜かれつしながら全員参加で走り、大盛り上がりでした。 リレーも、総合も、3年生が貫禄を示し、優勝を飾りました。 怪我もなく終了し、本当にすばらしい大会になりました。 準備運営に当たった生徒自治会はよく頑張りました。お疲れ様でした。 第3回 輝きコンサート ご報告とお礼弦楽とフルートのアンサンブルは、このあと研修旅行でクラシック音楽の本場、ヨーロッパに行きます。現地での演奏は、今回の演奏を踏まえ、さらに輝くことでしょう。また、独奏の4人はそれぞれのステージを立派に務めたほか、アンコールでは「ニューシネマパラダイス」のメドレーを演奏しました。アンケートでも多くの好評をいただいており、とても励みになりました。 続きまして、本校、Next ECHOでは、12月14日(金)に「第4回きらめきコンサート」を開催いたします。今後とも「音楽の街・クラシックホールの夕べ」演奏会、ぜひご来聴ください。 平成30年度特設講座(ピアノ)/東京藝大准教授 有森博先生をお迎えして
9月11日(火)
東京藝術大学准教授 有森博先生にお迎えして、ピアノの特設講座を実施しました。 <曲目> プロコフィエフ/ソナタ 第6番,第7番 各1楽章 リスト/スペイン狂詩曲 先生が弾いてくださった、プロコフィエフでのフォルテの和音の明瞭さや瞬発力、リストでの音の遠近や重ね方、広がらせ方に、皆、感銘を受けました。また「和声を考える」「ホールの響きに耳を傾け、空間を広く使って歌う」「指先の感度の高いものが必要」「時計の部品の精密さ」等、様々なアドヴァイスをいただき、今まで何となくやっていたことを明確に意識しながら弾くことで、より説得力のある演奏ができるということが分かりました。 レッスンを受講した生徒はもちろん、聴講した生徒にとっても大変勉強になる講座でした。耳の奥に残っている先生の演奏を手掛かりに、また精進していきます。 有森先生、本当にありがとうございました! |
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