最新更新日:2024/09/20 | |
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専攻別特設講座《作曲》酒井健治先生京都市立芸術大学の酒井健治先生をお招きし、作曲専攻の特設講座〈管弦楽法の伝統と創造について〉を実施しました。 ●前半では管弦楽法の歴史や基礎的な知識を学んだ後、ブラームスの交響曲第2番第1楽章の管弦楽法の見地による分析を。その後6つの小品Op.118-2について、ブラームスのスタイルでの酒井先生ご自身によるオーケストレーション実践例を披露していただきました。 ●後半では、基礎的な管弦楽法のテクニックがどのように酒井先生の作品に反映されているのか、性格の異なる2つの編曲作品を例にプレゼンテーションしていただきました。 酒井先生の魅力のほとばしる3時間は、伝統を重視した作家の、感性とこだわりとが高みに結晶して行く過程を辿るようで興味深く、とても充実した時間でした。作曲家が大切にすべき観点、特に酒井先生ご自身の工夫を語られる時の、生き生きと喜びにあふれた表情が印象的で、拝見した楽譜の中にもそれが表れていました。 いただいたアドヴァイスを3つだけ紹介します。 ◆歴史を知り、作曲家がその時代の限られた技法の中で何をしたか、という視点で考えること。その苦労と、可能性に挑戦している作家の工夫を知るべき。 ◆使い古されたもの、聴き慣れたものにも、違う音を素材として、新しいコンテクストを載せる。だが、新しいように見えて正統派、というところを目指す。 ◆日々、表現したいことを日常的に考え続ける。音楽で思考する。それを実感し始めた時に個性・作風が出てくる。書きたいことがはっきりしていることが大事。 教員にもアドヴァイスをいただきました。一同、新鮮な気持ちで取り組んでいきます。 酒井先生、貴重な時間、熱心なご指導を本当にありがとうございました。 佐渡 裕氏による、オーケストラ・合唱 特別指導
7月13日(金)
本校卒業生で世界的な指揮者である佐渡裕さんが、超多忙なスケジュールを縫って今年度もオーケストラの指導にお越し下さいました。 本年度はドヴォルジャークの「新世界より」に加え、合唱のメンバーにも是非佐渡さんの指導を、とフォーレのレクイエムをご指導いただきました。より真摯に、より感動的に音楽を深く追求していく姿、歌詞の持つ力と表現する事の素晴らしさ。それに即座に反応していく生徒達の集中力と瞬発力。 生徒だけでなく、保護者の方々も魅入られた、あっという間に過ぎた2時間でした。 佐渡さん、本当にありがとうございました! 団体鑑賞〜七月歌舞伎〜
7月3日(火)
今年度の団体鑑賞は、大阪松竹座でこの日初日を迎えた『7月大歌舞伎』を鑑賞しました。 生徒たちは、それぞれ1年生の時に(今年の1年生は6月19日に実施)、「長唄講義」で一流の先生方から歌舞伎の音楽について学んだうえで、鑑賞に臨みました。 歌舞伎鑑賞は初めての生徒も多く、その迫力に感動し圧倒されている様子でした。 普段触れることのない日本の古典芸能に触れ、また、長唄講義で学んだ音楽を生で通して聴くことができ、たいへん良い学習になりました。 1年生が「薬物乱用防止講座」を受講しました
6月29日(金)5限
一時代前はシンナーでしたが、今や大麻や覚醒剤などの薬物中毒の影が高校生や未成年者の周りにも忍び寄ってきています。 そうした現代に生きる生徒達に、薬物の危険性について、本日は京都府警察中京署の森本訓弘氏においでいただき、解説していただきました。温かく情熱的な語り口で、身近に潜む危機に気付くことや、誘惑に負けないように「断る勇気」が大切であるということを伝えてもらいました。 幻覚や自傷行為を繰り返す薬物依存症になると、自分だけでなく、家族や大切な人も巻き込んで、人生を台無しにしてしまうことを、1年生は学習しました。 森本様、本日はありがとうございました。 野口体操講座3年(H30年度文化庁文化芸術による子供の育成事業〜芸術家の派遣事業〜)
6月28日(木)5,6限
昨日の1年生に引き続き、本日は3年生が野口体操講座を受講しました。 野口体操の「次に動ける筋肉は力の抜けている筋肉」という理念の一つを、説明と指導で体感しながら、先生の一挙手一投足、説明の一言一言にうなずいたり、真剣な面持ちで見入ったり、実際に体を動かしながら講座を受講しました。 「明日から役立つように」、そして「こういう新たな視点があるんだということを知って欲しい」という、新井先生と板坂先生の願いが込められた2時間でしたが、「さすが3年生!これまで野口体操をしたことあるんですか?」と先生から尋ねられたほど、生徒たちは体を柔らかく使い、その集中力と、好奇心・興味関心の強さには、先生方も驚かれていました。 体の脱力が心身ともにリラックスできることを知り、体の仕組みとその使い方に新たな視点を得た3年生たちは、今日の講座を忘れずに、明日からの学習に役立ててくれることと思います。 新井先生、板坂先生、お世話になりありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。 1年「ケータイ教室」
6月28日(木) 5限
KDDIより講師をお招きし、1年生対象に「ケータイ教室」を開催いたしました。 わかりやすい動画を使って、ネットでのいじめがどのようにして起こるのか、親切を装ったネット上の見知らぬ人と親しくなり、弱みを握られて自撮り写真を要求されるようになった事例などを紹介していただき、高校生が陥りやすい、気をつけなければならないポイントを丁寧に説明してもらいました。 生徒たちの関心は高く、自分に身近な問題だと実感できたようで、真剣に聞いていました。 講師の先生には心より感謝致しております。ありがとうございました! 3年生「マナー講座」を実施しました!
6月27日(水)5,6限
3年生対象に「マナー講座」を開催いたしました。株式会社堀場製作所より2名の講師の方をお招きし、知っているようで実はよくわかっていない様々なマナーについて教えていただきました。お辞儀のしかたや握手のしかた、電話のかけ方など、間もなく本校を卒業して大学生となり、大人の仲間入りをしていく3年生にとって、貴重な学びとなりました。 生徒からは「いつもきちんとしているつもりだったけど、足りないところや知らなかった常識などがあったので、勉強になりました」「身だしなみが、人に与える第一印象の55%を占めるとおっしゃっていたので、身だしなみはきちんとしなければいけないと思いました」などの感想が聞かれました。 演奏家としての「ステージマナー」だけでなく、社会生活の中で用いる、いわゆる「ビジネスマナー」もしっかり身につけておかなくてはなりませんね。 株式会社堀場製作所 グローバル人事部 の西原さん、郭さん、本日は実践的で非常に大切なお話とご指導、ありがとうございました。 第192回定期演奏会〜公開実技試験〜第2日前週土曜日に引き続き、第192回定期演奏会(公開実技試験)第2日を、本校音楽ホールにて開催いたしました。 この日は、声楽・管打楽・弦楽の3年生が出演し、日頃の練習の成果を披露しました。 前週よりも多い、280名ものお客様にご来場いただき、生徒たちは緊張のなか、全力を出し切って演奏しました。 演奏後には温かい大きな拍手を浴び、感謝と感激で胸をいっぱいにしたことでしょう。 終演後には、ホワイエで演奏委員が全員集合し、2日間の演奏会の運営を協力してやり遂げた互いの労をねぎらっていました。 次はいよいよ、第45回オーケストラ定期演奏会です。 7月23日(月)、京都コンサートホール大ホールにて開催いたします。 ご期待ください! 【写真1枚目】声楽の発表 【写真2枚目】管楽の発表 【写真3枚目】弦楽の発表 【写真4枚目】演奏委員たち 第192回 定期演奏会 〜公開実技試験〜 第1日
6月9日(土)12時30分より、3年生の公開実技試験(第1日)を実施いたしました。3年生の実技試験は毎年、「定期演奏会」として公開で実施しており、今回で第192回を数えます。
この日は、作曲専攻【写真左】とピアノ専攻【写真中・右】、合計20名の生徒が発表しました。 ぴーんと張りつめた空気のなか、それぞれこれまで積み上げてきた練習の成果を発揮し、思いっきり力を出し切ってくれたように思います。 在校生のほかに210名を超える一般のお客様にお越しいただき、ホールはすぐに満席となりました。心より感謝申し上げます。 今週末16日(土)には、第2日として、弦楽、声楽、管打楽の発表を行います。 多数のご来場をお待ちいたしております。 中学生対象スクールガイダンス 第2日
5月19日(土)
本日は、先週に引き続き、中学生対象のスクールガイダンス第2日目を開催しました。今回も、65名の中学生のみなさんとその保護者の方々、合計約140名の皆様に来ていただき、充実したガイダンスを催すことができました。参加された皆さまには、本当にありがとうございました。 次回は、8月4日(土)に、中学1〜3年生対象のレッスンを予定しております。こちらへもぜひご参加ください!お待ちしております。 <写真上>音楽通論ガイダンスの様子 <写真中>合奏(弦楽)の授業見学の様子 <写真下>生徒自治会主催「在校生交流コーナー」の様子 |
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