最新更新日:2024/09/24 | |
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ヨーロッパ研修旅行 5
現地11月11日(土)、4日目の便りです。
今日は昨日に引き続きレッスンが、そして夕方から演奏会を行いました! お客様の暖かい空気感に包まれ、堂々と楽しんで演奏することが出来ました。鳴り止まない拍手にブラヴォーの声、スタンディング・オベーションまで頂き、最初から最後まで幸せでした。お見送りの際も握手して下さったり、声をかけて下さったりして本当に嬉しかったです。この経験を一生忘れずに、これからも頑張っていきたいです。 M.I ついに演奏会の日です。曇りが続いていましたが、待望の快晴が! 比較的出発まで余裕がある日が続いているからか、今日はレストランに比較的ゆっくりと集まり始めました。本番の日なのに頼もしい限り。 午前中は昨日と同様に、生徒達は素晴らしいレッスンを受け、午後からはスイッチを切り替えて演奏会モードに。ホールでリハーサルを行い、夕食後に着替えて、ついに開場。 早い時間から座席の確保に入場されるお客様達。プログラムと共に、生徒全員で旅行前に折った折り鶴を。あっという間に満席になる会場。 そして70期生による演奏会が始まりました。 本当に素晴らしい集中力。演奏中の生徒の顔は、普段より大人びて見えるのは気のせいでしょうか? 合唱ではヨーロッパ研修旅行初の校歌を。この素晴らしい歌を海外のお客様に届けられる幸せ。全員が持っている力を出しきった、素晴らしい内容の演奏会でした。 暖かい笑顔で拍手をくださるお客様達。心の底から演奏を楽しんで聴いてくださるお客様の前で演奏する喜び、幸せ。アンコールのチェコ民謡「タンツィ・タンツィ」では何度もアンコールをいただき、最後にはお客様全員が立ち上がって手拍子を。ホールが興奮と喜びに満ち溢れました。 そして終演後は出口へと続く階段の両端に並んでお見送り。 そして「隙あらば」 校歌、Ave verum corpus、タンツィ・タンツィを。 お見送りのはずが、出口で振り返って聞き続けて下さるお客様が。 演奏する喜び、お客様とそれを共有する幸せ。 興奮冷めやらぬまま、アカデミーでの2日間が終了しました。 演奏会でホテルに戻るのが遅くなり、また生徒達もさすがに疲弊しているので夕食後すぐに解散して休んでもらいました。 明日はついにウィーンに向かいます! <写真上>コンサートのリハーサル風景 <写真中>本番衣装にて階段での集合写真 <写真下>コンサート会場の様子 ヨーロッパ研修旅行だより 4
現地11月10日(金)、3日目の便りです。
わぁと叫ぶほど寒い日で たくさんのお洋服に身を包み しんぞうが飛び出すくらい緊張して たくさんの事を学ぶために ちから強く楽器に向き合い はればれと演奏をしました。 しゅうちゅうし あいづちを打って わらって せまき門をこれから通っていく ものとして、 のんびり でんぐり返しをしている暇は すこしも無いのです。 P.S とにかくレッスンは濃く...濃く... 必死に食らいついていき、とても充実した時間となりました。 書いて字の如く、頭を取って「私たちは幸せ者です」 A.H プラハからブルノに入り、研修旅行3日目となりました。 こちらのホテルの朝食もとても美味しく、生徒達も朝早くから部屋から出てきました。 そしてヤナーチェク音楽アカデミーへ。ここでレッスンを受けるために生徒達は、課題を準備し、研鑽を積んできたのです。熱心な先生方による素晴らしいレッスン。先生からのアドヴァイスや演奏を一瞬でも聞き逃さぬよう、見逃さぬよう、生徒達は真剣そのもの。受講生も聴講生も、常により高いレヴェルを目指し続けるという、音高生としてふさわしい姿でした。 レッスン以外の時間を利用したブルノ在住の平山さんのガイドによる市内散策。ブルノの歴史や、建築物の様式等、分かりやすく丁寧に解説いただきました。 各々の専攻のレッスンという事で、気が引き締まったのでしょうか。本日は体調不良を訴える生徒はゼロでした! 明日も引き続きレッスン、そして夜はアカデミー内のホールでの演奏会です。 この日の為にみんなで作り上げてきたものを全て出せるよう、本日も早めに解散してしっかりと休んでもらいます。 <写真上>レッスンの様子 <写真中>市内散策での風景 <写真下>控え室にて、翌日のコンサートに向けての打ち合わせ ヨーロッパ研修旅行だより 3
研修旅行2日目。飛行機や時差で疲れていた体をしっかり休めて、みんな朝から元気にバイキングを楽しみました。朝食を食べ過ぎて苦しくなるほどおいしかったです。岡村さんのガイドでカレル橋、プラハ城、スメタナとドボルジャークの博物館などへ行き、プラハの町を満喫しました。昨日は、こっちに着いた時には真っ暗でほとんど分からなかった町の風景が、今日やっとたくさん見られて、日本では見られない景色にみんな興奮して、早歩きしながらも写真をいっぱい撮りました。歴史の深い建築物がずらりと並んでいて、もっとゆっくりまわりたいと思いました。見るものや通り行く人や気候など、全てが初体験で、本当にヨーロッパに来てしまったんだなあ、と改めて実感しました。明日からのJAMUでのレッスン、本場の音楽をしっかり吸収したいと思います。気を引き締め直してさらに頑張るぞ!
M.H 長旅での休みをしっかり取り、朝のバイキングで体力を蓄えての研修二日目、朝からみっちりプラハ市内研修です。 バスを待つ間、ホテルの横の路地を少しあがったところにあるベルトラムカ(モーツァルトが滞在し、「ドン・ジョバンニ」を書き上げた邸宅)で記念撮影。 70期の目標である「隙あらば合唱」。早速無伴奏の合唱として準備してきた「Ave verum corpus」を。朝からみんなの心は一つになりました。 天気は曇りでしたが、生徒達の心は澄み切った状態でプラハ城に。 聖ヴィート教会。言葉では、映像では説明しきれない荘厳さ、美しさ。やっと生徒達をここに連れてくる事ができました。いつもはしゃぐ生徒達が言葉を発する事ができなくなっていました。でも歌なら!隙あらば!ここで歌わなくてどこで歌うのでしょうか?再び「Ave verum corpus」を。生徒達の透明な歌声が教会内に厳かに響きわたり、観光にこられた方々は足を留め、聴き入って下さいました。一生できないような経験をさせていただきました。 それから黄金の小道からカレル橋へ。生徒達はブルタヴァの雄大な流れ、橋の美しさに目を細め。 そしてスメタナ博物館、天文時計の仕掛けを見学して市民会館のカフェでランチ。最後のドボルジャーク博物館を見学してプラハでの市内研修は終了となり、バスでチェコ第2の都市であるブルノに。 長時間長距離の歩行、そして頭が追いつかない程の驚きと感動。2日目なのに生徒はヘトヘト。 でも、今日という一日を生徒達は絶対に忘れないと思います。 歩き疲れや、慣れない海外の雰囲気による緊張等で、すこし体調を崩した生徒もおり、明日からの事を考えて、ホテルで夕食の後、簡単に翌日からの流れを説明して、早い時間に解散にしました。 明日からはついにヤナーチェク音楽院でのレッスンが始まります。 受講して、聴講して、演奏して。 全てを吸収していこう! ヨーロッパ研修旅行だより 2今日は研修旅行一日目でした。と言っても、一日の大半を機内で過ごし、これから始まるヨーロッパでの生活にみんなが心躍らせるという、もどかしくも楽しい時間を過ごしました。クラスみんなで楽しく過ごしていましたが、その中で印象的だったのは、飛行機の窓から見える景色です。圧倒的な大地の広さ、空の深さ、そして窓にできた雪の結晶。普段の生活では絶対に感じられない、その自然の美しさに感動しました。 こちらは今日は雨がパラつきます。夜なので、あまり景色は見えなかったのですが、木の高さや路面電車、そして何よりも、あの独特のツンとした冷たい空気。ちょっとした所ですが、「ヨーロッパ」を感じています。本格的に町を歩くのは明日からなのですが、今から待ち遠しくて仕方ありません。明日、天気が良いことを願っています! Y.T , A.N 朝の7時30分に大阪空港集合。羽田空港まで1時間、そしてフランクフルトまで11時間、更に1時間のフライト。 今年度が始まってから生徒と教員で力を合わせて準備を進めたヨーロッパ研修旅行。 70期生は日本を飛び出し、プラハに到着致しました! さすがの長旅に生徒達は疲れた顔を見せながらも、これからの事を想像しては顔をほころばせていました。 とはいえ、今日は大変な移動でしたので早めに休んでもらい、リフレッシュして明日の市内研修に向かいましょう! 三木、西山、藏野より ヨーロッパ研修旅行だより 1
8日(水)朝、2年生39名は、雨模様ではありましたが、全員元気で、時間通りに伊丹空港に集合し、西山先生、三木先生、藏野先生の付添のもと、先ほど羽田空港からフランクフルト空港に向けて離陸しました。いよいよ8泊9日間のヨーロッパ研修旅行の始まりです。
<写真上・中>伊丹空港での様子 <写真下>羽田空港での様子 第13回京都城巽音楽フェスティバル写真上;アリア「私は行くわ、でもどこへ?」/W.A.モーツァルト作曲(ソプラノ独唱:冨田菜織) 写真中;交響曲第5番「運命」より第1楽章/L.V.ベートーベン作曲(指揮:薩摩研斗) 写真下;混声のための合唱ファンタジー「みすゞこのみち」より 私と小鳥と鈴と(ピアノ:森川歩美) 専攻別特設講座 ≪ピアノ≫ 野原みどり先生【受講曲目】 シューマン/ウィーンの謝肉祭の道化Op.26より ショパン/練習曲 ブラームス/ピアノ小品集 Op.76 より 体をうまく使って合理的な方法で音を出すこと、和声の機能を考えた上での音楽表現、作曲家の特徴の捉え方と演奏方法など、多岐に渡ってご指導いただきました。また「ピアノを勉強する上では、ピアノ作品を聴くことが多いけれども、それぞれの作曲家の代表作や、特に関係が深い楽器の作品についても研究すると、作風や特徴が捉えやすくなる」「自分の中で基準となる作曲家を設定し、その人と比べてこの作曲家はどうか、どういうイメージを持つかということを研究していくと、違いが分かってくる」というお話もしてくださいました。先生の演奏は、お話いただいた内容を裏付けるほどの説得力があり、また鮮やかさや深みもあって、皆聴き入っていました。 野原先生、お忙しいところお越しいただきまして、本当にありがとうございました。 体育祭(音リピック) その2
写真は左から、専攻別借り物競走ー学年対抗リレーー閉会式賞状授与 の様子
体育祭(音リピック)
10月10日(火)、恒例の体育祭=音リピックが開催されました。晴天に恵まれ少々暑かったのですが、生徒たちは元気に楽しく一生懸命競技に取り組みました。
今年は、新たに専攻別借り物競走が取り入れられ、学年を超えて専攻の名誉のため競いました。この競技は弦楽器チームの勝ち。最後は恒例の学年対抗リレーを全員参加で走り、締めくくりました。リレーは2年生が勝利しました。総合優勝は貫禄を示し、3年が勝ち取りました。 大きな怪我もなく終了し、本当にすばらしい大会になりました。準備運営に当たった生徒自治会はよく頑張ってくれました。お疲れ様でした。 写真は左から、ラジオ体操ードッジボールーケイドロの順 平成29年度弦楽特設講座
今年度の弦楽特設講座として、東京藝大准教授の玉井菜採先生をお招きしてヴァイオリンの特設講座を行いました。
受講する前は緊張気味の生徒たちでしたが、一人ひとりの個性を生かしながら、右手と左手の両方で音を作ること、その音の行きたい方向へ音を連れて行くこと、和声のことなど様々なことを、丁寧な説明、身振り手振り、そして先生の実際の演奏を通してたくさんのことを学ばせていただくことができました。 先生の音楽とその思いに触れることで、生徒たちはまた新たな意欲を持ってこれからの毎日を頑張ってくれることと思います。 玉井先生、お忙しい中にもかかわらず本当にありがとうございました。 |
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