京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/24
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世界的打楽器奏者 中村 功 氏による    レクチャーコンサート

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  8月27日(水) ドイツを中心に活躍し、世界的に有名な打楽器奏者 中村 功 先生(本校28期生)が、後輩たちの指導に来られました。全身で音楽を表現することの素晴らしさを学ぶと共に、先生の音楽観・世界観などについても、豊富な経験談も交えながら、生徒にご教授いただきました。
  音楽史に出てくるような大作曲家たちが中村先生に触発され、多くの新曲初演を依頼しています。楽曲中の即興部分では先生の魅力が最高潮に達します。この日演奏してくださったのは、エトヴェシュ作曲 バスティンパニのための「雷鳴」、カーゲル作曲 「エキゾチカ」ソロ、その他、パンディロソロ(ブラジルのタンバリン)やコンガでの即興演奏など。全身を解放し、たったひとつの打楽器から信じられないほど多彩な音を紡ぎ出す先生。その表情の豊かさにも、生徒たちは大きな衝撃を受けました。
  2時間のレクチャーコンサートの後は、先生から受取った様々なメッセージを胸に作文を書きましたが、「とても文章には書ききれない」「こんな気持ちは初めて」と、その感動の大きさを語っていました。
  中村先生、熱いご指導本当にありがとうございました。

音高祭挨拶

                      感動   
                               校長  山 脇  護

  失敗を恐れることはありません。なぜなら、その可能性が高いのは高校生である所以(ゆえん)であり、失敗を恐れることなく常に前を向いて進めるのは高校生にあたえられた特権だから。様々な苦労や困難を乗り越えてそれを喜びに変えていくその過程にこそ意義があります。ただし、完成させなければ失敗ともいえません。皆が心を合わせて主体的に取り組んだ結果が完成に繋(つな)がり、高校生らしく思う存分表現することができたなら、やり切った後の充実感は、比較や評価を超えたところにある、何ものにもかえがたい感動の記憶として一人一人の胸に刻まれるでしょう。さらにその感動は、意図しなくても鮮明な輝きとして他者にもストレートに伝わるはずです。
  『いい作品とは感動を表現しているかどうか、これに尽きる。』と断言する人もいます。音高祭が、生徒自治活動の象徴として、そして音楽を志す若者の純粋な感動表現として、永遠に輝き続けることを望みます。

写真:音高祭の様子
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