最新更新日:2024/09/26 | |
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今年度最後の参観・懇談
3月を迎え,今年度も残すところあとひと月となりました。4月からの1年間,保護者や地域の方々には,本校の取組に対して,ご理解・ご協力をいただきましたこと心より感謝申し上げます。今年度,学校教育目標を「自分のよさを磨き,つながりを大切にする子どもの育成」として取り組んでまいりました。子どもたちには,「自分の考えを話すこと」「あいさつをすること」「そうじをがんばること」を心掛けてほしいと伝えてきました。さて,1年を振り返ってどうだったでしょうか。
3月1日(金)に今年度最後の参観・懇談を行いました。たくさんの保護者の方が来てくださいました。どのクラスでも,1年間の仕上げとして,子ども達の成長の様子が伝えられるような学習内容を授業として見ていただくよう工夫いたしました。 めあての一つ目「自分の考えを話す」という点から今回の参観授業を見てみると,学年にもよりますが,一人一人が自分の思いや考えを話す場が用意されていたように思います。兄弟がおられる保護者の方は,急いで教室を移動されている姿が見られました。我が子の発表する姿を見ようとしていただいてくださったことに感謝いたします。 この1年間を振り返り,私達教師側は,自分の考えを話せる授業作りができていたか見直す必要があります。話したくなる動機づけ,話さなければならない必然性,さらには話す内容を一人一人がもつことのできる学習展開にしてきたかを問わなければなりません。その上で,一人一人の発言を受け止めることのできる仲間の存在が必要になってきます。人の前で自分の思いや考えを話すことは勇気のいることです。でも,話すことでお互いを知ることにもつながります。「話してよかった。」という経験を積み,自信をもって自分の考えを話す姿をめざしてきました。参観いただいた子ども達の話す様子はいかがだったでしょうか。また,懇談会では,各学級で子どもの成長について話し合っていただけたでしょうか。 残り1か月は1年間の自分の姿を振り返り,頑張りを認め合うとともに,次への課題を明らかにするときです。子どもたちが進んでよりよい言動につなげようとする後押しや見守りをしていきたいものです。 参観・懇談に多数お越しいただきありがとうございました。保護者の皆様も残り1カ月,お子様の様子を見守っていただけるとありがたいです。 尚,3年1組は3月8日(金)に参観・懇談を行います。変更になり申し訳ありません。 ほっこり子育て講座
4月から1年生になる保護者対象に,ほっこり子育て講座を開きました。本の世界を,子どもと共に楽しむ「読み聞かせ」の大切さについてお話いただきました。
読書には3種類あると話されていました。「字の多い本を一人で読む」「絵本を一人で読む」「絵本の読み聞かせを聞く」の3種類です。そして,それぞれに着地点がちがうとおっしゃりました。 「絵本」というと小さい子ども,又は学校でいうと低学年が読むというイメージはありませんかと問われました。けっしてそうではないのです。「絵本」の世界は深いので,高学年でも,また大人でも十分楽しめるのです。また,「絵本」は文字を読むだけでなく,絵を読むこともできると言われました。読み聞かせをしてもらうことで,絵を楽しみながら,本の世界に入ることができるよさがあります。 実際,何冊かの本を紹介いただき,読み聞かせもしてくださいました。 読み聞かせをすることで,きっと子どもとつながれるということ,そして,愛を届けることができるということを教えていただきました。それぞれの子どもによって読み聞かせのやり方は様々です。そのすべてがすばらしいと言われました。学校でも読み聞かせをしています。でも,家庭で行う読み聞かせに勝るものはないとも言われました。 小学校入学を間近にされている今,子どもと本の世界を楽しんでみようと思っていただけたのではないでしょうか。 |
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