最新更新日:2024/06/11 | |
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ハートフル参観・懇談 ありがとうございました
12月6日にハートフル参観・懇談を行いました。たくさんの保護者の方に来ていただきました。ありがとうございます。
人権月間の取組の一つとして,子どもたちが学習する様子を参観いただき,その後の懇談では,保護者のみなさんといっしょに人権について考える時間をもたせていただきました。 学校では,年間を通して,様々な教育活動の中で「人権」について学ぶ機会を設けています。学校だよりにも書きましたが,「人を大切にすること」は,だれでも分かっています。でも,うまくいかないことがあるのです。その時々に,一人一人の子どもたちが立ち止まって考えることのできる場をもつことを大事にしたいと思っています。「人を大切にする」と口で言うだけでなく,行動に表すことができるように,子どもたちを見守っていきたいと思います。 保護者・地域の皆様も,いっしょに子どもの「人権」に対する意識を高めることができるように,声掛けしていただけるとありがたいです。 人を大切にしていますか?
12月は「人権月間」です。子どもたちと一緒に『人権』について考える月にしています。人権朝会で,「人を大切にする」ことについて考える場をもちました。日頃から,どの学級でも「人を大切にする」ことについては話してきています。だれもが人を大切にしなければならないことは分かっています。でも,どうすればよいのか本当に分かっているのでしょうか。「人を大切にする」ということはどういうことなのかを具体的に考えることで,実際に行動に移していけるようにしたいものです。
朝会では,子どもたちに「人を大切にする」とは,どうすることかを尋ねてみました。「あいさつをする」「〜さんをつけて名前をよぶ」「いっしょに遊ぶ」「やさしくする」・・・たくさんの意見を出してくれました。 そこで,「ちがい」ということから考えてみることにしました。『ちがいを豊かに』という本があります。(岩川直樹,木原千春著・大月書店)私たちの身の回りには,たくさんの「ちがい」があります。その「ちがい」を豊かなものにできることもあるというのです。それは,一人一人の「ちがい」,一つ一つの「ちがい」を認め合い,そのよさに気付くことだと思います。「個性」や「自分らしさ」という言葉もあります。一人一人が自分に自信をもち,堂々と行動できたならば,きっとその人らしい生き方につながるのでしょう。しかし,人は決して一人で生きていけません。仲間の力が必要です。一人一人の「ちがい」を認めた上で,お互いの力をつなげることや重ねることで,さらに大きな力となることでしょう。筆者は,「私たちは みんな弱いところがあるから,その弱い何かで ちがうだれかと つながっていける」と述べています。力を合わせることや助け合うということは,その弱さを補い合うことなのかもしれませんね。 そこで,もう一度「人を大切にする」ということにもどってみましょう。「ちがい」を知って,自分が今まで気づかなかったことを発見する。その時に,どのような言葉かけをするか,どのような行動をするか考えてほしいと思います。「人を大切にできる」人は,実は「自分を大切にしている」人ではないでしょうか。 この話を受けて,各学年・学級で話し合いを行い,人権集会で発表することになっています。各家庭でも,家族の中で「一人一人を大切にできているかな」「一人一人を大切にするってどういうことかな」と話し合う場をもってみてください。そして,私たち大人も,人権を視点に自らの言動を振り返ることも大切ですね。子どもに背中を見せることができる大人として,自分を振り返りたいと考えます。 |
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