最新更新日:2024/09/20 | |
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前期の終業式にあたって
本日で前期が終了しました。1年のおよそ半分が終わったことになります。今日の終業式では,子どもたちといっしょに前期の振り返りを行うことにしました。振り返りたいことはたくさんありますが,その中でも「学習」にしぼって振り返りをしました。
一つ目は「自分から進んで」ということです。「自分から進んで学習したと胸をはって言える人は手を挙げてください。」と投げかけると,ごくわずかの子どもが自信なさそうに手を挙げました。少し質問を変えて,「少しでも自分から進んで学習することができた人」と問うと,ずいぶんたくさんの子どもが手を挙げることができました。人に言われて学習しても,もちろん力はつくでしょう。でも,「自分から進んで」学習した方がずっと得ることは大きいのではないでしょうか。自分から進んで学習するためには,自分でめあてを決める必要があります。「〜できるようになりたい」「〜したい」と思った時こそ,やる気が起こります。また,学習したことに満足感や達成感を感じることができるのではないかと思います。 二つ目は「頭を使う(考える)」ということです。考えていることは目には見えません。そこで,考えたことを言葉に表して「話す」「書く」という活動を行います。「みなさんは,学習時間にたくさん話しましたか」「自分の考えたことをしっかり書くことができましたか」という問いかけにぱらぱらと手が挙がりました。一人一人の考えをもとに,友達と話し合ったり,書いたものを読み合ったりします。友達の考えたことを交流するのです。交流を通して,自分の考えを確かにしたり,深めたり広げたりすることにつながります。 この「自分から進んで」「頭を使う(考える)」は学習の時間だけではありません。生活の中でも,とても大切なことなのです。 子どもたちの前期の学校でのがんばりを,「通知票」という形で今日家に持って帰っています。学校だより10月号でもすでにお伝えしていますが,子どもたちをやる気にさせるかどうかは,通知票の見方で決まります。通知票を真ん中に置いて,親子の対話の時間をぜひとってください。子どもたちをほめてあげられる材料はいくらでも見つかると思います。通知票の向こうにあるもの(子どもの姿)を親子で探る機会にしてください。 評価の良かったところは,しっかりほめてください。そして,何を頑張ったのか具体的に子どもが気付くことができるようにしてください。あまり良くなかったところは,子どもの思いを聞き取り,次のがんばりにつなげる励ましの言葉をかけてください。 ここで大切なことは,子どもが自分で気付くことです。子どもたち自身が「学ぶこと」を楽しいと感じ,「学ぶこと」の大事さを感じ取ることを期待します。今学んでいること の価値を知ることと合わせて,頑張っていることの楽しさを知ったり,少しずつできるようになり,自分がよりよくなっていくことに気付いたりしていくことが,将来にわたって 役に立つ力を育てると考えます。前期から後期に切り替わるこの時期を,学習のまとめと共に明日への意欲を育てるチャンスにしていきたいです。 2日間のお休みをはさんで,10月16日からは後期が始まります。子どもたち一人一人が心新たに「めあて」をもって取り組めるように教職員一同力を合わせて子どもたちを見守っていきます。保護者の皆様,地域の皆様にも一緒に子どもの成長を見守っていただけることをお願いいたします。よろしくお願いします。 2年 人権の花 贈呈式がありました
人権擁護委員会の方が来てくださり,「人権の花 贈呈式」を行いました。これは,「人権の花」運動の取組で,今年は朱七校が実施することになっています。
贈呈していただいたスイセンの球根を育てます。贈呈式に続いて植え付け式を行い,2年生の子どもたちが一つ一つの植木鉢に土を入れて,スイセンの球根を植えました。 「スイセンの花はいつ咲くのかな?」 「何色の花が咲くのかな?」 こんな思いをもって,これから大切に育てていきたいと思います。 |
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