京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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学校教育目標 『自ら学びに向かい、共に高め合い、未来を拓く子どもの育成』                       〜自分のよさに自信をもち、仲間とのつながりを大切にし、夢に向かう姿を求めて〜

夏休みを迎えるにあたって

         朱雀第七小学校 校長 武内 泰憲
 平成27年度も前期1が終わろうとしています。あと少しで,子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まります。毎年,夏休み前には,校長として,全員元気で健康で安全な夏休みを過ごしてほしいと強く願い続けてきました。
 おかげさまで,この間,大きな事故やけがもなく,学校生活を送れています。
 しかし,京都市では,大切な尊い「いのち」が失われる事故が相次いで起こりました。
そこで,7月1日(水)の朝会で「いのち」について子どもたちに投げかけてみました。使用したのは,福島正伸さんの『強い子』というお話です。
 難病で入院しているある女の子がいました。その子には,多くの器具がとりつけられています。母親は,子どもの姿を見るたび「どうしてうちの娘が……」と嘆きます。
 女の子は,そんな母親に『強い子』というお話を創りました。
 女の子の生まれるずっと前,天国では,いろんな子が神様にプレゼントをもらっています。「あの町に生まれたい。」「お金持ちの家に生まれたい。」しかし,ふと見ると「重い病気」というプレゼントがあります。女の子は神様に聞きます。「これは,誰がもらえるの?」神様は言います「強い子だよ。これをもらった子は,生まれてからずっと苦しいんだ。だから,強い子にしかあげられないんだよ。」
 女の子は考えます。「他の子がこれをもらったら,会ったときつらいだろうな。」と, そこで,言います。「そのプレゼント,私にちょうだい。私が一番強い子よ。」
 そして,女の子は,母親に言います。「こうして,神様にお願いして,私が生まれたんだよ。」
 福島さんは,「人は少しずつ違った遺伝子をもっています。それは,1つの病気で人類が絶滅しないためだそうです。すべての人に,生まれてきた理由があります。私たちが人間として生まれてきたのは,まわりの人たちだけでなく,他の生物や地球にとって必要な存在だからなのです。」
 子どもたちだけでなく,すべての生き物には,存在しているという「意味あるいのち」があるのです。子どもたちには,「自分のいのちは(自分で守る)」と伝えています。
 長い夏休みに入ります。規則正しい生活を行い,健康で安全な休みとなりますよう,保護者・地域の皆様の温かい見守りをお願いいたしますとともに,全員8月25日(火)には,元気な顔を見られることを楽しみにしています。

子どもの成長

 平成27年度が始まり,早三か月が過ぎました。この間,6年生は「修学旅行」,5年生は「野外学習山の家」,4年生は「野外学習みさきの家」,1年生から3年生は「遠足」と,校内だけでなく,校外でのさまざまな学習をしてきました。
 そうした中で,子どもたち一人一人は,本当によくがんばり,成長している様子がよくわかります。
 例えば,6年生の成長は目を見張るものがあります。
 毎朝,全員が運動場でランニングを欠かすことはありません。希望者は,土曜日にも学校に来て走る姿が見られます。
 朝には,チャイムが鳴る5分前に放送委員会による「京都市歌」が流れます。遊んでいた下の学年の子どもたちは,手洗い・うがいをして教室に入っていきます。
 6年生が活動しやすいように全校で支えています。
 6年生は,学年集会で,ランニングを続けてきた心境を作文にまとめました。
 また,5年生や6年生は,毎月「こころの日・環境の日」にあいさつ運動やリサイクル活動を続けています。
 このように,朱七の子どもたちは,学校教育目標にある「光り輝く朱七の子」に近づいているのではないかと思っています。
 7月23日(木)〜8月24日(月)まで子どもたちが楽しみにしている夏休みに入ります。「早寝・早起き・朝ごはん」という言葉がありますが,「遅寝・遅起き・昼ごはん」になることなく,規則正しい生活を行い,けがに気を付け,安全面・健康面に十分気を付けてほしいと思います。地域の皆様,保護者の皆様どうぞ見守りをよろしくお願いいたします。

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