最新更新日:2024/08/26 | |
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6月は環境月間です
朱雀第七小学校 校長 武内 泰憲
6月5日は,環境の日といわれています。これは,1972年6月5日にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では,日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており,日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。 また,平成3年度から6月を「環境月間」と定め,各地でさまざまな行事が行われています。本校では,5月28日(木)に「ゴミ0」の取組を行いました。 私たちが暮らしている地球環境は,温暖化や異常気象など大きな問題を提起されています。そうした中,『ハチドリのひとしずく〜いま,私にできること〜』という短いお話がヒントをくれているように思います。 このお話は,南アメリカの先住民に伝わるお話です。主人公は,クリキンディというハチドリ(体長10cm前後の小さな鳥)です。 森が 燃えていました 森の 生きものたちは われ先にと 逃げて いきました でも クリキンディという名の ハチドリだけは いったり きたり くちばしで 水のしずくを 一滴ずつ 運んでは 火の上に 落としていきます 動物たちが それを見て 「そんなことをして いったい 何になるんだ」 といって 笑います クリキンディは こう答えました 「私は,私にできることを しているだけ」 (光文社より) 地球温暖化や異常気象など,世界規模の問題を解決することは,とても大切なことです。しかし,一人一人が,クリキンディのように,とても小さなことでもこつこつと努力することを続けることが必要ではないでしょうか。朱雀第七小学校の子ども一人一人がクリキンディのように,自分のできることから何事も(勉強を含めて)始める力をもってほしいと願っています。 さて,みなさん,森はこの後どうなったのでしょうか……。 ランランランチ最終卒業前にも校長室で「ランランランチパート2」をしたいと考えています。 ランランランチランランランチ再開
5月8日(金)から,校長室で6年生と給食を食べる「ランランランチ」を再開しました。今日からは,6年2組の子どもたちとの会食です。修学旅行も経験した6年生は,楽しく話が弾みました。
5月 憲法記念日に寄せて朱雀第七小学校 校長 武内 泰憲 5月3日(日)は,憲法記念日です。昭和22年(1947年)5月3日に日本国憲法が施行されました。また,5月は『憲法月間』とされています。これは,我が国の基本となるきまりである日本国憲法の精神を見つめなおす月間と考えることができます。 日本国憲法の大切な三つの柱は『国民主権』『平和主義』『基本的人権の尊重』です。 この詳しい内容は,6年生の社会科で学習します。日本国憲法の内容は,国民一人一人がしっかりと理解しておかないといけないものです。 そのうちの一つ『基本的人権の尊重』は,「誰に対してもやさしく接することができ,自分も相手も大切にする行動がとれる」ということです。言葉でいうとことは簡単ですが,実際に行動することはとっても難しいことです。 先日,6年生が参観日に道徳の学習を行いました。考える資料として,相田みつをさんの「めぐりあい」という作品をヒントとしました。 あなたにめぐりあえて ほんとうによかった ひとりでもいい こころから そういってくれる ひとがあれば 6年生が一人一人,人を大切にするために自分のできることを考えました。 ・一人一人が細かなこと,やるべきことをやっていく。 ・1年生や下級生の見本となる6年生になる。 ・人の気持ちを考え,みんなで高め合いたい。 ・日ごろから笑顔でいて,下学年の人にも笑顔になってもらい,明るい学校をつくる。 ・みんなが団結していきたい。 ・一人一人にやさしく接したい。 ・当たり前のことを当たり前にしたい。 ・他校の人がうらやむ,楽しく仲のよい学校にしたい。 ・めぐり会えてよかったと思える人になりたい。 ・信頼される人になりたい。 今年度から,子どもたちにより分かりやすい「朱七のやくそく」「光りかがやく朱七の子」という学習や生活の基になるものをつくりました。 ご家庭でも是非この機会に,たとえば「お友だちとなか仲良くしているの」など話の輪を広げ,人を大切にする必要性を伝えてくださればありがたいです。 5月の連休が明けた7日(木)の児童朝会において,憲法月間ときまり,やくそくについて話を子どもたちにしました。きまりややくそくは,人をしばるためにあるのではなく,自分を「まもる」ためにあることを伝えました。 |
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