最新更新日:2024/09/26 | |
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学校に子どもたちの声が帰ってきました
8月25日(水)2学期がスタートし,子どもたちの元気な声が学校にもどってきました。2学期の始業式は,感染症対策のため,オンラインで始業式を行いました。
1年延期され,令和3年7月23日に開会式を行った東京オリンピックについて話しました。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での開催となり賛否両論あるものの,オリンピックが開会され,世界からトップアスリートが集まり,それぞれの目標に向かってパフォーマンスが繰り広げられました。毎日ライブで伝えられる様々な競技を,様々な思いで観戦したことでしょう。報道では,メダルの獲得数や結果を中心に表現されることが多くなります。期待されたメダルを獲得できなかったことや予想以上の結果を残したこと等,結果に一喜一憂してしまいます。しかし,この日までの過程を想像して,この日にかけるアスリートの思いや考えに着目すると新たに見えてくるものがあります。選手の声に耳を傾けてみると,多くの選手に共通することとして二つのことが心に浮かびました。 一つは,相手との闘いではあるのですが,実は「自分との闘い。自分に負けないこと。」だということ。 もう一つは,自分一人ではなく,「まわりの人の支えがあっての今。」感謝の気持ちを抱いていること。 この二つのことは,私たちにとっても,子どもたちにとっても大切な考えだと思います。2学期が始まり,子どもたちは自分のめあてを決めてスタートします。そこで,いつも思い通りにうまくいくとは限りません。つらくなったりあきらめそうになったりすることもあるでしょう。その時,「自分に負けないこと」が大切です。また,いつでも「まわりの人に支えられていること」を忘れないでほしいと思います。 令和3年8月24日にはパラリンピックの開会式が行われ,競技が始まりました。パラリンピックのシンボルマーク「スリー・アギトス」は,世界中から選手が集まり,競い合う様子を表していて,選手たちが決してあきらめずに前進し,世界を動かしているという意味がこめられているそうです。繰り広げられる競技から,さらに私たちが感じることもあることでしょう。 始業式の話を受けて,各学級で一人一人の2学期のめあてについての話し合いがもたれています。1学期の自分を振り返り,めざす姿を描いてほしいと思っています。 2学期の学校生活が始まったものの,緊急事態宣言が発出されることとなり,様々な面で制約があり,やりたいことが実現できない現状があります。でも,どのような状況になっても,子どもたち一人一人の学びが保障できるようにしていきたいと考えています。行事や各教科での取組等,何を大事にすべきかを見失わないように,教職員一同で模索しながら取り組んでいきます。 保護者の皆様,また子ども自身も様々な不安を抱えていることは否めません。学校としてはできる限りの感染症対策を行っていくつもりです。ご家庭では,毎朝夕の検温や,免疫力を高めるため,十分な睡眠,適度な運動やバランスのとれた食事を心がけていただいていることと思います。お子様をはじめ,ご家族の方の健康観察について,これまでと同様にご留意ください。毎日の健康観察票の持参は引き続きお願いします。また,お子様やご家族の方に少しでも体調不良がみられた場合は登校を控えていただくなど,引き続き,感染症対策の徹底に,ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 不明な点や心配等ありましたら,遠慮なく学校にご連絡ください。 |
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