京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/14
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学校教育目標 『自ら学びに向かい、共に高め合い、未来を拓く子どもの育成』                       〜自分のよさに自信をもち、仲間とのつながりを大切にし、夢に向かう姿を求めて〜

5年 花背山の家での活動を終えて

 花背山の家で過ごした4日間。子ども達にとってはどんな日々だったのでしょうか。何を学んで帰ってきたのでしょうか。
 私は出発の時に,2つのことをお願いしました。
 一つは,仲間を大切にしてほしいことです。普段学校で共に過ごしている仲間ではありますが,いつも以上に長い時間共に過ごすことになります。勉強するだけでなく,共に生活することになります。普段とは違う「関わり」があったり,普段見ることのできない友達の「顔」「姿」を目にしたりすることもあるかもしれません。その中で,新しい仲間のよさを発見することができたのではないでしょうか。友達に掛ける声かけも大切です。ちょっとした声掛けが,友達の心を動かします。「大丈夫?」「手伝おうか?」「わたしがやるよ。」「〜した方がいいよ。」「それいいな。」・・・・何気なく口にする言葉が,相手の心に響きます。一緒に過ごす時間が長かったため,友達と声を掛け合う場面がたくさんありました。「自分はどんな声を掛けたかな?」「友達にどんな声を掛けてもらったかな?」ぜひ振り返ってみてください。これからの学校生活の中で,きっと役に立つはずです。さらに,5年生40名の結束が深まることを期待します。
 もう一つは,いろんな時に自分で考えて行動することです。出発前にも話しましたが,山の家の活動においては,すべて予定通りに進むとは限りません。そんな時,一人一人が自分で考えて,「今どうするべきか」考えてほしいのです。残念ながら,活動の中で担任の先生から叱られることがたびたびありました。「しおりに書かれていることを確かめたかな?」「先生の指示をどうとらえたかな?」と問い直してみてください。言葉には,その背景があります。「〜しましょう。」という指示の裏には,今どういう状況か考えることが求められます。「これからどんな活動があるのだったかな?」「何のために,これを持っていくのかな?」ちょっと想像を巡らせるだけで,自分の行動がずいぶん変わります。「自分で考える」ということは,行動に移すための判断がともなってきます。そして,そこで一人一人責任をもってほしいのです。5年生のみなさんは,とても何事にも一生懸命取り組もうとする姿があります。今回は,何度かみなさんに話しかける機会がありました。その際,みんなの目が真剣なのです。「校長先生は,何を話すのかな?」と背筋を伸ばして,きらきら輝いた目で聞いてくれています。だからこそ,もっと力が発揮できると期待しています。「なぜ」「どうして」「どんなふうに」「どうしたい」「どうすべきか」等,ほんのもう少しでいいのです。自分の考えをもてるように,頭を働かせてください。
 4日間の花背山の家の活動は,1日ごとにテーマが設定されていました。1日目「協力」2日目「自然」3日目「挑戦」4日目「感謝」です。一日一日テーマを確認して過ごすことで,積み重なってみんなは成長できたのではないでしょうか。さあ,明日からの学校生活で,この山の家で学んだことを発揮してください。課題となって浮き彫りにされたことは,改善できるようにしてください。高学年である5年生としてさらに飛躍してくれることを願っています。
 保護者の皆様,子ども達が活動に参加できるように準備いただきありがとうございました。また,ホームページのアクセス数が300を超えるほど,子ども達の毎日の活動を気にかけてくださり,きっと各家庭で話題にしていただいたことでしょう。帰ってきたお子様の声で,もう一度山の家の思い出を語らせてあげてください。普段経験できないことをたくさん経験できた4日間。その思い出をしっかり自分の言葉で語れるよう,耳を傾けてあげてください。疲れもたまっていると思います。今日はゆっくり休ませてあげてください。


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