最新更新日:2024/09/26 | |
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子どもたちの元気な声が聞こえます
子どもたちの夏休みが終わりました。学校には,また子どもたちの輝きが戻ってきました。子どもたちの元気な声と共に学校に活気があふれています。この夏は,子どもたちにとって,ご家庭にとってどんな夏だったでしょうか。夏休みという長い休暇は,子どもたちの成長にとって,とても大切な時間であったことでしょう。学校以外の場所でいろいろな経験をしたり,学校生活の中では出会わない人との交流ができたりしたのではないでしょうか。登校してくる子どもたちは,手にいっぱいの荷物を持っていました。かばんの中には,おそらく夏休みに取り組んだ宿題や作品が入っているのでしょう。「〜したよ。」「〜を見たよ。」「〜が楽しかったよ。」とうれしそうに話す姿も見られました。それぞれ充実した「夏休み」を過ごしたことが伝わってきました。
今日から心新たに学校生活が始まります。前期2のスタートです。しかし,スタートとはいえ,この1か月余りは,前期のまとめの時期となります。この前期2のスタートに当たり,そんな子どもたちの「成長」に目を向けていきたいと思います。4月から7月までの学校生活では,新しい学級の友達と共にいろいろと学ぶことがあったと思います。今日から始まる学校生活では,少しレベルアップをして,今まで以上に「自ら進んで学習するためには,どうしたらよいか」を考える機会を多くとっていってほしいと思っています。ここでいう「学習」とは,授業で行う学習だけではありません。子どもたちの生活すべてが「学習」だと思っています。 人から言われて行ったことは,本当の意味で力にはなりにくいものです。そこで,自分自身で「やりたいこと」「やるべきこと」「友達と一緒にやり遂げたいこと」を決めることが大切です。そして,取り組んでいるときには「一生懸命になる」ことが必要です。 「やることを決めて,やり遂げることをめざし取り組み,成果を得る。時には失敗することもあるかもしれませんが・・・」すべてはこの繰り返しだと思います。子どもたちは,この繰り返しで学びを深めていきます。もしも,うまくいかなかった時にも,一生懸命に取り組めたなら,何かを学び取った上で次の挑戦への糧を得る力がつきます。一生懸命やり遂げることによって得られた喜びにより,子どもたちには「自尊感情や自己有用感」を高めてほしいと願っています。 今日からの授業再開を機に,ご家庭や地域の方々と協力を得ながら,子どもたちに,「自ら進んで学習すること」の大切さを教えていくことを今後の目標にしていきたいと考えています。朝会では,相田みつをの作品集「ひとりしずか」より「エンジン」という作品を紹介しました。『あのねえ 自分にエンジンをかけるのは 自分自身だからねえ』というものです。教師や保護者,地域の方々は,助けたり応援したりすることはできます。でも,子ども自身が「やるぞ」と思わないと,やり遂げることはできないのです。子どもたちが,自分で「エンジンをかけられる」ように,私達大人は見守っていきたいものです。そして,子どもたちが 一生懸命になっていることをしっかり受け止め聞いてあげてください。子どもたちが夢中で話すときに笑顔で聞いてもらったり,ほめてもらったりすることが,子どもたちの「自尊感情や自己有用感」を育てます。子どもたちがおうちでいきいきと話せるような活動を,教職員は精一杯力を合わせてつくっていきます。 保護者の皆様,地域の皆様,どうかご支援よろしくお願いします |
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