京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/27
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学校教育目標「ともに学び ともに育つ」3つのキーワード     「あいさつ、おもいやり、えがお」

忙しい言葉に負けないように。

 校門を入ると紫陽花の花が少しずつ大きくなり色づこうとしています。爽やかな春から初夏への移り変わりを感じさせられます。毎年毎年訪れる四季ですが,目を凝らしたり違う目線で辺りを眺めたりすると,この歳になっても新しい発見があるものだと自然のすごさに感心させられます。子どもの時には,もっともっといろんな不思議がいっぱいあったはずなのに,子育て,仕事,家事と慌ただしさの中にいると忙しいという言葉で,自然をめでる余裕やゆっくりできないとついつい言ってしまいがちですが,本当にそうでしょうか。スマホやゲーム,テレビを見る時間をちょっと割いて,ほっとする時間をもつことが大切ではないでしょうか。慌ただしく時間に追われている人ほど,1分でも2分でも心を取り戻すことを無意識にできるようにしておくことが大切だと思います。それは,大人だけでなく子どもたちも同じだと思います。心の隙間をそっと埋めてくれるものを見つけていくことも,これからの人生では大切なことだと思っています。特に,近年の事件や事故を聞くたびに、衝動的に行動するのではなく,立ち止まる心の余裕があればと思います。
これから夏に向かって生命の広がりを目にすることが増えるこの時期に,たくさんの素晴らしさを親子で見つけてほしいと思います。また,子どもたちが見つけてくる,たわいもないものにも感動してください。子どもたちが見つけてくるその目を大切に育むのも大人の役目ではないでしょうか。できれば我々大人も感動したことを言葉にして,子どもたちに伝えていくことが大事だと思います。
親子だから家族だから夫婦だから,言葉に出さなくてもわかっているだろうと思っていることは多々あると思います。でも,わかっているだろうと思っているのは自分だけかもしれません。是非是非,ちょっとしたことでも言葉を伝えあうことをしてください。それは子どもだから小さいからではなく,大人でも何歳になっても言葉で伝えることが大切です。それもラインやメール等の書き言葉ではなく,自分の口から発する言葉(心のこもった言葉)を伝えることが相手の心に届いていくのだと思います。つまらないこともちょっとしたこともいっぱい語り合えるように,忙しいという言葉に負けないように。


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