最新更新日:2024/06/05 | |
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避難訓練(地震)
3月11日(金)午前10時,地震を想定した避難訓練を実施しました。
この日から5年前,平成23年の3月11日午後2時46分,東日本大震災が起こりました。岩手県沖を震源とするマグニチュード9.0,最大震度7そして,高さ10mにも達しようとする津波による甚大な被害は,死者15,879人,行方不明者2,712人,負傷者6,126人にのぼった超巨大地震でした。 それから5年。現在の犠牲者数は死者1万9,304人,行方不明者2,561人となりました。仮設住宅での避難生活者数は5万7677人おられます。亡くなられた方の中には,震災関連死と言って,地震・津波が起こった時は命を守ることができたのに,その後の避難生活で体調を悪くされたり,場合によっては自殺されたりして,亡くなられた方が3,410人もおられます。大変,辛く悲しい事です。 千年に一度とも言われた大災害により亡くなられた方に対して追悼の気持ちをいつまでも持ちたいと思います。 そのような中,行われた11日の避難訓練です。 はじめに「なぜ避難訓練を行うのか」考えてみましょう。それは,訓練しておかないと,万が一の時に自分たちの命と安全を守ることができないからです。スポーツでも勉強でも練習や準備を十分にしておかないと,試合に勝ったり,テストでよい成績を残したりできないのと同じです。 次に「避難訓練において大事なこと」について考えましょう。 それは,地震の揺れ方に応じて適切な行動をとるということです。 今日の地震の想定は,学校でみなさんが授業を受けている時間帯,大地震が起こったという状況です。最初の揺れはとても大きく身動き一つできない状態です。そんな時に自分の命を守るために,机の下に隠れるなどして,大切な頭の部分を守り,じっと揺れが収まるのを待ちます。 次に,揺れが収まり,動きをとれる状態になったので,紫竹小学校228人の無事を確保するためにできるだけ早く乱れることなく,避難場所の運動場(体育館)に集まります。今日の避難では最初に着いた人(クラスの先頭の人)237人で2分30秒でした。 この日は,午前中の時間帯での訓練でしたが,午後に訓練しておうちへ帰るまでの訓練も今後計画したいと思います。 このあとも避難の仕方を振り返って防災について真剣に学んでいってほしいと思います。 |
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