遊戯室で巧技台を出して,遊ぶ場所をつくることにしました。まず作りたいとなったのが滑り台。しばらく作った滑り台で遊んでいると,「鉄棒やりたいな〜」と言い始めたAちゃん。「こっちにあるんやで」と,片付けてある部屋まで連れていってくれ,自分たちで用意し始めました。マットを敷いて遊び始めると,今度は「さかあがりしたいな」とBちゃん。すると,それを聞いたAちゃんは,逆上がりするために,補助台をつくることを思いついたようでした。「何をつかったらできるかな?」と用具を見ていると,踏切板を組み合わせればできるのでは?ということに気づきました。ピンクの台を一つ持っていっては「まだなんか低い…」もう一つ持っていって,「これやったらちょうどいいかも!」友達と一緒に運んで,満足のいくものができました。早速逆上がりをしてみると,思うようにいかない部分もありました。それでも,自分たたちでつくった踏切板を使ってやる時間が楽しそうでもありました。
そこへ,年中組の友達がやってきました。鉄棒の隣にあった滑り台で遊びたくなったようでした。「やらせて」と言ってくる前に「使っていいで!」とAちゃんが声をかけると,ニッコリとほほ笑んで,しばらく一緒に遊んでいました。