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最新更新日:2024/06/20 |
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生活発表会〜たんぽぽ組〜![]() ![]() ![]() 4歳児たんぽぽ組は、『ねこのおいしゃさん』のお話をもとに、劇遊びを楽しみました。これまで、お部屋で楽しんでいたごっこ遊びの中でよくお医者さんごっこをして楽しむ姿が見られていました。誰もが必ず行ったことのあるお医者さん。その経験を再現しながら、友達とお医者さん役や患者さん役、患者さんの付添役などになって、やり取りをたくさん楽しんできました。 その中でお医者さんは、患者さん役に「お大事に」「がんばったね」と言葉をかけたり、患者さんも「ありがとうございました」と返したり、付添役の子は患者さんの手を握って「大丈夫だよ、痛くないよ」と優しく寄り添ってあげる言葉をかけたりと、相手を思いやる優しい言葉がたくさん聞かれました。 実体験の中でも、きっとお医者さんやご家族の方にそんな優しい言葉をかけてもらったからこそ、このような言葉がしぜんと遊びの中でも出てくるのだなと感じました。 そんな姿から、この劇遊びをとおして、困っている、助けを必要としている友達に優しく声をかけたり、助けたり、支えたりする気持ちが育ってほしいと思いながらこの遊びを進めてきました。 劇遊びでは、毎日「今日は誰が患者さんにくるかな?」「どこが痛いことにする?」「どうやって治してあげようか」などと子どもたちと考えながら、遊びをつくってきました。そして、絵本のお話の中には出てきませんが、子どもたちが日ごろからよく楽しんでいる大好きなパトカーや救急車に乗って走ったり、自分のつくったスマホで救急車と呼んだりすることも楽しんでいたので、そんな遊びも劇遊びの中に取り入れました。 劇中では、電話で救急車を呼ぶ言葉のやり取りも、子どもたちのいつもの遊びの中で話しているようなしぜんなやり取りを大事にしました。 このように、子どもたちの楽しんでいること、好きなことを取り入れた、たんぽぽ組ならではの楽しいお話になりました。 生活発表会で、おうちの人に『ねこのおいしゃさんごっこ』を見てもらうことが楽しみでした。当日は、たくさんのお客さんの前で、多くの子どもが緊張した様子ではありましたが、友達と一緒に言葉を言おうとしたり、自分の好きな動物になりきって自分なりの表現や友達との表現を体いっぱいで楽しむ姿が見られたと思います。 生活発表会が終わった後は、「楽しかった!」と笑顔で保育室に戻ってき、子どもたちなりに達成感や満足感を味わえたのではないかと思います。 今回の経験により、子どもたちも友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じ、おうちの人に見てもらったこと、たくさんの拍手や認めの言葉をかけてもらったことが、大きなうれしさと共に自信につながったのではないかと思います。 |
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