京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/19
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つくった船を浮かべてみたら…

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 4歳児たんぽぽ組は、乗り物などをつくって遊ぶことをいつも楽しんでいます。

 先日、子ども達は船をつくりはじめました。いつものように空き箱などの廃材を選び、テープなどで貼り合わせ、出来上がってから水に浮かべてみることにしました。

 すると水の上にプカプカと浮き「浮いた!」と喜んでいましたが、しばらくするとどんどん船が沈んでいきます。「なんでだろう」とAちゃん。

 船を水から揚げると空き箱が柔らかくなっていることに気が付きました。すると、「ちょっと色々浮かばせてみようよ」とAちゃん。

 保育室にある画用紙や、空き箱、カップなどを浮かばせ、その様子を見た他の子ども達も色々なものを持ってきて同じように浮かばせてみました。
すると、画用紙の色が少し濃く見えたり、柔らかくなったり、水につけると紙は変化することに気が付きました。
自分たちで、色々なものを浮かばせて、試してみたことによって船づくりには紙は向いていないということも、遊びの中でわかったようでした。

 以降、耐水性のあるトレイやカップなどを主に選びながら、船づくりを楽しみ、船を浮かばせて遊ぶこと楽しんでいました。
船をつくり始めた時、空き箱をいつものように選んだ姿に、教師は(空き箱使うのかぁ…さぁどうなるかな)と心の中で思っていましたが、そこは口を出さずに、黙って見守っていました。
子ども達自身で実際に試し、自分で気づくことが、子ども達にとって大きな学びや力になっていきます。
大人が“そうじゃないよ”と口を出したり、結果を最初から言ってしまえば、子ども達も苦労したり失敗を経験したりすることはありませんが、(子ども達は苦労や失敗とは思っていませんが)うまくいかない経験こそが、学べるチャンスであり、このように自分で試して自分でやってみて気づくことを大事にしています。
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