最新更新日:2024/09/06 | |
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保幼小架け橋プログラム
昨日は初めての参観・懇談でした。多くの保護者の方にお越しいただきありがとうございました。特に1年生にとっては初めての参観でしたので子供たちがすごく張り切っていました。入学して2週間が経ちましたが、少しずつそれぞれのペースで学校生活に慣れてきているようです。
さて、京都市では「保幼小の架け橋プログラム」を推進しています。これは「架け橋期」(5歳〜小1)に子供たちの学びと生活を接続していく大事な時期であることをふまえて保幼小施設が連携を図ったり、カリキュラムを組んだりしていくものです。 入学してきた子供たちは小学校では一番小さな学年としてお迎えしますが、幼稚園や保育園などでは、一番上のお兄さん・お姉さんとして様々な力を発揮して、主体的にいろんな活動を経験して力を付けてきています。 本校でも、教職員と就学前の幼児であった子供たちには、 「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が育っていることについて教職員と理解を深め、それらの力が小学校でも発揮され、より伸びていくことを意識してスタートカリキュラムを取り入れて子供たちの学校生活の充実に努めていきたいと考えています。 「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」とは? 1健康な心と体 2自立心 3協働性 4道徳性・規範意識の芽生え 5社会生活との関わり 6思考力の芽生え 7自然との関わり・生命尊重 8数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚 9言葉による伝え合い 10豊かな感性と表現 ★今日、1年生の教室をのぞくと図画工作の授業をしていました。教室に入ると「校長先生、見て!!」と、どんどん声をかけてくれます。粘土をさわって感触を楽しみながら思い付いたごちそうをつくる活動をしていました。幼児期のときも触ったことのある身近な材料だから安心して活動に取り組めます。そして「ごちそうをつくろう!」というわくわくするめあてなので意欲がもてます。子供たちにすでに育っている上記の9・10の力を発揮しながら自分なりの新しい形をつくることを楽しんでいました。 これはスタートカリキュラムの一例です。 「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」は小学校の教科教育や学校行事など学校生活全般につながっています。 1年生は小学校生活で大きく環境が変わったと思いますが、日頃の学びの中では幼児期に身に付けた力を大事にしながら学校生活に徐々に慣れていってほしいと思います。 |
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