最新更新日:2024/06/27 | |
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朝のマラソン
毎朝6年生が、運動場の一画で走っています。男子で一人速い子どもがいます。S君です。何人かの子どもは彼を目標に走り始めますが、3周もすれば差をつけられてしまいます。でも、多くの子どもにとってS君という目標があることは、とても大切なことだと思います。
男子と比べると女子は特に速い子どもはいませんが、よく本を読んでいておとなしいNさんが一生懸命走っている姿は目を引きます。私には、違う自分にチャレンジしているように映ります。 マラソンはタイムを計るので、自分の成長した足跡がはっきり分かります。そのことは、次の意欲につながります。「成長した自分が自覚できた時、更に伸びる」ということが、他の学習にも生かせていけたらと思います。また、他の学習面でも、S君のように目標になる子どもが増えて欲しいと思うのは欲張りなのでしょうか。 技術より姿勢を
27日に木工教室がありました。毎年行っているPTA、おやじの会共催の行事ですが、学校の北側にある大登建設さんの協力なしでは出来ないものです。今年は、小さな棚を作ったのですが、大登建設さんの社長さんも子どもたちに教えに来て下さいました。
「最初、釘の打ち方を教えようとしたのですが、その技術を教えるより、釘を打つ時の姿勢を教えた方が効果がありました。」大下社長さんの言葉です。成程と思うと同時に、勉強も同じだなと思いました。様々な知識や技能を身に付けさせることは学校の大事な仕事ですが、その基になる学習姿勢を身に付けさせることはもっと大事だ・・・。仕事以外の趣味の話も伺いましたが、「目先のことより大きな視野で」と教えて頂いた感がしました。 |
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