京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/30
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12月は人権月間です!

 早いもので平成29年(2017年)も最後の月となりました。慌ただしく過ぎる毎日ですが,子どもたちと共に,今年の振り返り,まとめをしっかり行い,冬休みを迎えたいと思います。
 さて,12月は人権月間です。人権について考える様々な取組を行っていきます。5月の憲法月間では,「みんなの日」(全校集会)で,各学級目標を紹介した後,絵本『やさしさとおもいやり』(宮西達也 作・絵)の読み聞かせを行いました。以来,「やさしさとおもいやり」というキーワードをことあるごとに投げかけてきました。子どもたちにも浸透してきていることが分かる場面が多くみられています。また,学級目標についても,日々意識をしながら学級経営を行っているところです。継続は力なりです。すぐに成果が表れないこともありますが,粘り強く取り組んでいきたいと思います。
 今回の「みんなの日」では,一人一人の人権を大切にすることをテーマに3つの話をしました。
 一つ目は,「友達とのかかわり」について一年前の復習をしました。友達と仲良くなれる3つの方法は,「あいさつ」「いいところをほめる」「うれしい言葉を使う」ことであり,「いたずら」「いじわる」「いやがらせ」,この3つの『い』は,『いじめ』なってしまうという話です。
 二つ目は,絵本『わたしのせいじゃない―せきにんについて―(レイフ・クリスチャンソン 作)』の読み聞かせを行いました。「わたしのせいじゃない」「ぼくはしらない」「みているだけだった」「かんけいない」「自分のせいだ」・・・このお話には「いじめ」という言葉は出てきません。何かおかしなことはないか考えてほしいと思います。
 三つ目は,「ハッピーレターポスト」についてです。これも一年前に初めて行ったことです。友達のいいところ,ありがとうの気持ち,うれしい気持ちを手紙にして共有し合うというものです。昨年度は,12月から3月までに370人が1081枚の手紙を書いてくれました。今年度は,東校舎と西校舎の2か所にポストを設置します。どんなハッピーがあったのか随時紹介していきます。
 全校児童の取組としては,一人一人が人権に関する標語をつくり,学級ごとにまとめて掲示します。
 12月6日(水)には,人権教育授業参観・懇談会を行います。ぜひお越しいただき,本校の取組の一端をご覧いただければと思います。また,ご家庭でも「一人一人を大切にする」ことについて子どもたちと一緒に話し合っていただければ幸いです。

学芸会(11/21・22)を終えて

 2日間の学芸会が終わりました。子どもたちは,自分の力を出しきり,満足した様子でした。おうちでも褒めてやってほしいと思います。
 今年の学芸会のスローガンは,「今,感動の幕が上がる。心の炎を燃やし,すてきな夢をみよう!」でした。まさにその通りの学芸会になりました。
 すばらしい劇や音楽でした。それぞれの学年が,毎日の学習の成果を工夫して活かし,みんなで協力することによって生み出された発表でした。子どもたちの演技からは,「一生懸命さ」や「やさしさと思いやり」が伝わってきました。
 学芸会が大切な行事である理由は,学習したことを活かして,クラスや学年で一つのことを協力してやり遂げること,舞台に立ち緊張しながら自分が与えられた役割を果たすこと,また,静かによく見てよく聞いてしっかり鑑賞し,それぞれのよさを見つけて認め合うことで仲間意識が育つことが挙げられます。
 また,演技だけでなく,5・6年生は,準備や進行,後片付けで率先して動き,その責任を果たしました。「勤労奉仕」の精神を育てる絶好の機会でした。これらのことが,岩倉南小の伝統として受け継がれていくのだと思います。
 地域の皆様,保護者の皆様,お忙しい中,また大変寒い中にも関わらず,学芸会にお越しいただき,ありがとうございました。そして,保護者の皆様には,今日までの子どもたちへの励ましの声掛けや,衣装などの準備などでご協力いただきました。重ねてお礼申しあげます。今後とも,ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。                          

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岩倉文化講演会 11/3

 11月3日(金)の文化の日,明徳小学校で「第19回岩倉文化講演会」が開催されました。今回も,大阪府立大学の中村 治先生を講師にお迎えして,「岩倉の里子預かり」というテーマでご講演いただきました。中村先生は,岩倉の地で生まれ育ち,岩倉地域に関する著書をたくさん執筆されている先生です。
 大正から昭和初期にかけて岩倉では,5件に1人は里子がおり,岩倉全体が保育所のようであったそうです。その中には,皇室や公家など著名人もおられ,岩倉具視やその息子具定公も幼少期を岩倉で過ごされたそうです。里子というテーマだけでこれだけ当時の生活の様子,時代背景が分かるとは驚きです。「地域で子どもを育てるというのが岩倉地域」とおっしゃっていましたが,その考えは,現在も引き継がれているのだなと思いました。中村先生の文献や聞き取りを根拠とした説明に引き込まれました。
 講演の後は,山住神社から岩倉川沿いを散策し,岩倉具視幽棲旧宅を見学しました。穏やかな秋晴れの下,岩倉の歴史を感じることができた貴重な時間でした。
 地域の伝統文化は,このような講演会によって継承されていくのだと思います。来年度は,岩倉南小を会場にして開催される予定です。楽しみにしています。
 岩倉三校ふれあいサロン管理運営委員会の皆様,岩倉の歴史と文化を学ぶ会の皆様,岩倉各少年補導委員会,自治連合会の皆様,そして,会場を準備いただいた明徳小学校の皆様,よい機会を与えていただきありがとうございました

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読書の秋

 昭和22年,「読書の力によって,平和な文化国家を創ろう」と,出版社,取次会社,書店と公立図書館が力を合わせ,さらに新聞・放送のマスコミ機関の協力のもとに,第1回「読書週間」が開催されたそうです。当時は1週間でしたが,第2回からは,10月27日から11月9日の2週間になりました。今年で第71回の「読書週間」となり,国民的行事として定着しています。「読書週間」に合わせて,読書に関する記事を目にすることが多くなりました。学校では,毎年冬休み明けから1か月を読書月間として取り組んでいます。ご家庭でも,ぜひ読書の習慣を。

     読書のすすめ (10.19発行「運営委員会だより」から)
 
 キンモクセイの甘い香りに秋を感じる今日この頃です。秋といえば穏やかな気候のもと,どのようなことにも集中でき,意欲が旺盛になる時期と言われています。「スポーツ・文化・学習・読書」・・・「〜の秋」と呼ばれるのはそれゆえのことかもしれません。
 今回は,読書について書かせていただきます。読書の効果はたくさんありますが,子どもたちには,「考える力,創造力がつく」,「心が鍛えられる」ことを話しています。7月に行った児童アンケートでは,「進んで読書をしている」の項目で,そう思う・だいたいそう思うと回答した児童は,約83%でした。6年生の全国学力・学習状況調査の質問紙アンケートでは,「読書は好きですか」の項目で,当てはまる・どちらかといえば当てはまると回答した児童は,約75%で,全国・京都府平均を上回っています。学校での朝読書,いつでも本を取り出せるマイバッグの活用や岩倉図書館との連携で国語科の関連図書50〜100冊を貸し出していただていること,また,PTA「本を楽しむ会」の皆さんによる読み聞かせ,「ブックポケット」の皆さんによる読書環境整備の取組などの成果が表れているのだと思います。
 後期始業式では,『「本を読んで甲子園へいこう!」村上淳子 ポプラ社』から朝読書によって力をつけた野球部の話(もちろん,読書だけの成果ではありませんが)をしました。
「読書の秋」です。ぜひ,ご家庭でも,テレビやゲームのスイッチを切り,少しでも読書の時間にあてていただければと思います。一生の宝となる読書習慣の定着を願っています。


修学旅行を振り返って

 6年生は,10月19〜20日に広島・岡山方面へ修学旅行に行きました。新幹線で広島へ行き,そこからは,貸し切りバスでの移動です。1日目は,広島平和記念公園での活動が中心です。平和学習の確かめの場でもあります。原爆ドーム前で記念写真を撮った後の,原爆の子の像の前での「平和の集い」では,全校児童に協力して折ってもらった千羽鶴を捧げ,「折り鶴」を合唱しました。心のこもった美しい声が公園内に響き,他の観光客も聞き入っているようでした。その後,平和記念資料館に入り,語り部さんのお話を聞きました。語り部の近藤さんは,4歳の時に被爆されました。悲惨な体験を分かりやすく伝えてくださいました。「生きているのが不思議だった。」「命はゲームのようにリセットできない。」「友達を大切に。」という言葉は子どもたちの心に強く残ったのではないでしょうか。感想では,「調べ学習では分からないことが聞けてよかった。」「平和のために自分たちが努力していかなければいけない。」などの発表がありました。その後に資料館を見学したので子どもたちはメモを取りながら真剣なまなざしで展示物を見ていました。大変有意義な見学になりました。
 それからバスで岡山の宿舎に向かいました。豪華な夕食が用意されていて子どもたちは大喜びです。4年生の「みさきの家」5年生の「花背山の家」での宿泊学習では,自分たちで準備しなければならなかったので,ぜいたくな気分を味わいました。しかし,何でも用意されていることが,逆に物足りないと感じた子もいたようです。これも成長の証なのでしょうね。夜の消灯後は,すぐに静かになりました。ぐっすり眠れたのか遅くまで起きていたのか,朝6時の起床時にはまだふとんに入っている子が多かったです。寝起きの児童が,「ああ,一生泊まりたい。友達と一緒に。」とつぶやいていたのが印象的でした。
 2日目は,倉敷美観地区での買い物と姫路城の見学です。3000円の小遣いをどう使うかは各自に任されています。何を買うか迷ったり,決めていた物を素早く探して買ったり,ちょうど使い切ったり,お金が余ったり,色々な子がいて大変良い実習になりました。
 世界文化遺産の国宝「姫路城」は,平成の修理が終わり昨年から見学できるようになりました。天守閣の外観は美しいですが,内部は,築城400年の歴史が感じられました。先人の知恵と工夫を学ぶことができたのではないでしょうか。あっという間の1泊2日でしたが,子どもたちは,ルールやマナーを守り,岩倉南小学校の6年生としてしっかり行動できました。大変充実した修学旅行となりました。この経験をこれからの学習に活かしてほしいと思います。
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やさしさと思いやり

 先日のいもほり大会で地域の方がおっしゃっていました。「この間,うれしいことがありました。近所の子が,庭に咲いている彼岸花を欲しいと言ってきました。なぜか聞いてみると,『明日はお母さんの誕生日だから,きれいな花をあげたい。』とのことでした。感動して,他にニラの花,フジバカマの花をつんであげました。さぞかしお母さんは喜ばれたでしょうね。その気持ちがうれしかったです。」と。また,学校運営協議会理事の方からは,「公園の前のゴミ袋がカラスの仕業か破れて散らばっていたので拾っていたら,中学生が『手伝います。』と言って一緒に拾い集めてくれました。そして『このごみは持って帰ります。』と言ってくれたので感心しました。」という話を聞きました。子どもたちが地域でそのような姿を見せてくれることが大変うれしいです。
 9月に行った5年生の花背山の家宿泊学習,4年生の奥志摩みさきの家宿泊学習でも子どもたちから,「大丈夫?」「手伝おうか。」「気をつけて。」「一緒にやろう。」「ありがとう。」などのやさしさと思いやりにあふれた言葉がたくさん聞かれました。たてわり遊びでも,低学年の手を引いてやさしい声をかける高学年の姿が見られました。朝の登校時にも「教室に飾るねん。」ときれいなコスモスの花を持ってくる子がいました。感性が豊かなのだなと思います。
 子どもたちに教えられることがたくさんあります。これからも「やさしさと思いやり」がどんどん広がっていくことを願っています。


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体験活動を活かす

 この1か月を振り返ってみますと学校では様々な体験活動が行われました。2年生は,地域探検。3年生は,スーパーマーケットの見学。4年生は,消防署見学,みさきの家宿泊学習。5年生は,花背山の家長期宿泊学習,6年生は,ロームシアター京都での演劇鑑賞教室(劇団四季「ガンバの大冒険」)PTAの方々にお世話いただいている,ふれあい会や本を楽しむ会スペシャルも行われました。地域行事では,「秋の味覚を楽しむ会(いもほり大会)」が盛大に行われました。
 子どもたちを取り巻く地域や家庭の環境,情報環境などが劇的に変化し,子どもたちが自然の中で豊かな体験をしたり,文化芸術を通して感性を高めたりする機会が限られているとの指摘がされています。そのような中,学校が子どもたちの貴重な体験活動を保障する数少ない場となっています。
本校でも,地域・家庭と連携・協働して,一年を通して体験活動の機会を確保していきたいと考えています。学校運営協議会の企画推進委員会も子どもたちの体験活動に大きな役割を果たしています。
 まもなく前期が終業します。今後とも,学校生活全般を通して,五感(見る・聞く・かぐ・味わう・触れる)を刺激し,感性を磨き,心で感じる活動を行う中で,子どもたちがたくさんのことを知り,感じ,考え,生きる力を育んでいけますよう。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

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洛北地区ゴミ一斉クリーン作戦 9/3(日)

 9月3日(日)に岩倉自治連合会連絡協議会及び各自治会の主催で岩倉地区内一斉清掃の取組が行われました。残暑が厳しい中,たくさんの方々に通学路・公園の草取りやゴミ拾いをしていただきました。子どもたちもたくさん参加していました。
 地域の皆様,いつもありがとうございます。

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体育

 校長室にいると,外から「がんばれ,がんばれ」という大きな声が聞こえてきました。窓から見てみると2年生が体育の学習をしていました。思わず運動場へ見に行って応援してしまいました。「リレー遊び」という単元で折り返しリレーをしているところでした。今日も大変暑かったのですが,子どもたちは,元気いっぱい走っていました。
 終わってから子どもたちは,「1位やった。」「2位やった。」「暑かった。」「汗いっぱいかいた。」など話してくれて,とても満足そうでした。
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給食用食器が変わりました。

 先日の配布プリントでお知らせいたしましたが,給食用食器がアルマイト食器からPEN(ポリエチレンナフタレート)食器に変わりました。
 PEN食器は,
1.食品からの着色汚れに強い。
2.耐熱性に優れている。
3.食材成分や酸・アルカリにも侵されない。
4.傷がつきにくい。
といった特徴があります。また,環境ホルモンの疑いのある物質や添加物も使用されていないため,学校給食が求める安全性や衛生面についての課題に適した食器となっています。アルマイトより少しかさばるため,食器かごを2つに分けて運ばなければなりませんが,給食当番さんには,「食器が熱くないから配膳しやすい。」と好評でした。見た目も陶器食器と似ており,味わいを感じることができる食器だと思います。
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