最新更新日:2024/09/25 | |
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みんなの命を守る〜大地震に備えて〜
今年度,文部科学省委託の防災教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業を本校で推進することになり,緊急地震速報受信システムを設置していただきました。この受信システムを使って,さる1月19日(火)に,京都近郊を震源地とする大地震(震度5)が起きたことを想定して,全校で避難訓練を実施いたしました。
今年度は,これまでにこのシステムを使って2度シェイクアウト訓練を行ってきました。1度目は11月に事前に知らせて,2度目は12月に担当の教職員以外には知らせずに休み時間に実施しました。事前に教職員にも知らせず行う訓練は初めてでしたので,安全に避難できるか心配でしたが,子どもたちは教室でも,運動場でも教職員の指示をしっかり聞いて行動していました。 避難訓練当日は,最高気温が3度というとても厳しい寒さでしたが,子どもたちは,教室での事前指導で学んだことを意識して,訓練に臨んでいました。見に来ていただいた京都地方気象台の方や防災アドバイザー,京都市教育委員会の方からは,上靴のかかとを踏んでいる児童が一人もなく,日頃からいざというときに避難できるよう意識が育っていることや,高学年児童は震度5弱以上の地震が起きた際に流れるチャイム音(ティロン,ティロン)の音の意味を理解して行動できていたことなどを誉めていただきました。その一方,机の脚をしっかりと持てていなかった児童や頭を守れていなかった児童がいたことは,今後の課題であると指摘していただきました。他にも,教室や廊下などの環境面についてもお話しいただきました。 事後の話し合いの中で,各家庭においては,特に寝室に落下物や転倒する可能性のあるものがないか点検することが大切であることや,学校・家庭・地域で命を守れるよう連携することの大切さについても教えていただきました。是非,この機会にご家庭でも話し合ってみてください。 校長 今村 ひろみ |
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