最新更新日:2024/09/24 | |
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春到来!2月下旬の数日間,急に気温が上がったことから,皆様も春到来を感じられたのではないでしょうか。「待春」という言葉がありますように,他の季節に比べて,春ほどその訪れを心待ちにする人が多い季節はないように思われます。 さて,先日6年生の校外学習「市内めぐり」を行いました。これは,市バス・市営地下鉄の一日乗車券を使って,社会科やジュニア京都検定で学習した京都市内の世界文化遺産や歴史的価値のあるところを,子どもたちが班の友達と一緒に計画を立てて,自分たちの力でめぐっていくという取組です。自分たちのもつ知識や知恵を生かすこと,うまくコミュニケーションをとること,仲間と協力すること,社会のルールやマナーを守って活動することなど,すべての体験が大切な学習となります。これまで培ってきた課題解決力を発揮する学習でもあります。ですから,教師とボランティアの保護者の方は子どもたちが訪れるポイントに立って確認を行うだけで,引率はしません。心配しないわけではありませんが,事前指導と困ったときの対処方法に関する指導をきちんと行い,子どもたちを信頼して実施いたしました。もちろん,私も,竜安寺や京都御所などで子どもたちを迎えました。御所に到着しポイントへ向かう途中,梅林の紅梅は何本か満開となり,梅の香に春を感じながら,心の中で子どもたちにエールを送りました。 午後になり,6年生は全員,無事見学を終えて学校に戻ってきました。迷ったり困ったりしたこともあったと思います。でも,自分たちで考え,判断し,行動してやり遂げた体験は,子どもたちにとって大きな自信になったことでしょう。 まもなく,二十四節季の一つ「啓蟄」を迎えます。一雨ごとに気温が上がり,草木も芽吹き,様々な命が躍動し始めます。学校では,すべての子どもたちが自らの学びの足跡と成長を実感し,自信をもって進級・進学できるよう,それぞれの学年のまとめをしていきたいと思います。 校長 今村 ひろみ 2月5日は「京都はぐくみ憲章の日」
右のマークは,昨年1月31日に決定した京都はぐくみ憲章のロゴマークです。京都市が平成19年2月5日に制定した「子どもを共に育む京都市民憲章」をご存じの方は多いと思います。(職員室横の廊下に,額に入れて全文を掲げています。)その愛称が「京都はぐくみ憲章」であり,制定された2月5日が「京都はぐくみ憲章の日」と定められました。
この憲章は,子どもを健やかで心豊かに育む社会を築くために,京都市民共通の行動規範として制定されたものです。その行動理念は,以下の通りです。 わたくしたちは, 1 子どもの存在を尊重し,かけがえのない命を守ります。 1 子どもから信頼され,模範となる行動に努めます。 1 子どもを育む喜びを感じ,親も育ち学べる取組を進めます。 1 子どもが安らぎ育つ,家庭の生活習慣と家族の絆(きずな)を大切にします。 1 子どもを見守り,人と人が支え合う地域のつながりを広げます。 1 子どもを育む自然の恵みを大切にし,社会の環境づくりを優先します。 これまでより,PTAや地域各団体の皆様の子どもたちを健やかに育むための確かな取組を進めていただいていることに感謝いたしますとともに,これを機会に,「京都はぐくみ憲章」を意識した取組のさらなる充実を,保護者や地域の皆様と協力して進めていきたいと思っております。どうぞ,よろしくお願いいたします。 校 長 今村 ひろみ |
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