最新更新日:2024/09/20 | |
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人権月間〜人権尊重に向けて〜
毎年,「12月は人権月間」として,さまざまなところで人権問題の解決につながる取組が行われています。それは,なぜなのでしょう。
今から66年前,1948年(昭和23年)12月10日の第3回国連総会において,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択しました。そしてそれに続いて,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会においては,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定め,世界各国でこの日に人権活動を推進するための諸行事を行うよう,要請する決議を採択しました。我が国においては,同宣言が採択されたことを記念して,1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を,「人権週間」と定めました。その期間中,世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く訴えかけるとともに,人権尊重思想の普及高揚を図るため,全国各地において様々な行事を開催するほか,テレビ・ラジオなど各種のマスメディアを利用した集中的な啓発活動を行っています。そして,京都市では,このような取組を集中して行う12月を「人権月間」としているのです。 学校でも「みんなの日」の取組や人権標語の作成などの活動を通して,わたしたちの身のまわりで起こっていることを見つめ直し,一人一人が「人を大切にすること」について考え,小さなことでよいので行動に結び付けていけるようにしていきたいと考えています。 京都市立岩倉南小学校 校 長 今村 ひろみ |
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