最新更新日:2024/09/20 | |
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学びて思わざれば・・・
<学校だより2月号より>
中国の古典『論語』の中で,『学びて思わざれば 則(すなわ)ち罔(くら)し 思いて学ばざれば 則(すなわ)ち殆(あやう)し』という孔子の教えがあります。これは,「知識や情報をたくさん得ても自分で考えなければ,どう活かしていいのかわからない。逆に,自分で考えるばかりで知識や情報がなければ独善的になってしまう。どちらもバランスが取れていることが大切である。」ということです。「教えてもらうだけで自分で考えないのは,しっかり身についたことにはならない。」とも言えます。 学校では,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善をめざしていますが,この言葉がぴったり当てはまります。二千五百年以上前も今も,学ぶ・考える大切さは変わらないのだなと思います。子どもたちが,自分で考え,自分の言葉で表現できるように,これからも授業の工夫を行っていきたいと思います。 また,1月は,読書月間の取組を行いました。読書も学ぶ・考えるための効果的な活動です。幸せなことに,PTAの図書サークル「読み聞かせの会」や「ブックポケット」のみなさんに,子どもたちの読書活動推進のため多大なご協力をいただいています。特に今月は,読み聞かせの会スペシャルや6年生の移動図書館活動などで,子どもたちも普段よりも本に触れる機会が増えたことと思います。ご家庭でも引き続き,家庭学習や読書への声かけをよろしくお願いいたします。 まもなく立春を迎えます。まだまだ寒い日が続きますが,元気いっぱいの子どもたちとともに学年のまとめをしっかり行っていきたいと思います。今後ともご協力よろしくお願いいたします。 |
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