京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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11/28 人権学習参観・講演会ありがとうございました。

「やさしさと思いやりを育むために」 (学校便り12月号より)
12月は人権月間です。本校では,みなみっこの合言葉として「やさしさと思いやり」を掲げ,日々,人権教育に取り組んでおります。11月28日(水)の人権学習参観でもその一端をご覧いただきました。27日(火)の「みんなの日」の取組では,校長の人権講話として・ともだちとなかよくなる3つの方法・やさしさと思いやりがあふれる学校にするにはどうすればいいか,などについて子どもたちに話をしました。また,各学級で取り組んだ人権標語にも子どもたちは大切な思いを書いています。
 さて,毎年この人権月間に合わせて人権学習参観と懇談会を行っていますが,今年度は,講演会という形で,翔鸞幼稚園長の古森義和先生による一人芝居を鑑賞いただきました。演題「文字はわたしの命や」は,差別により文字を学ぶ機会を奪われた方の識字学級での実体験をもとにつくられた作品です。何百回と演じられてきた古森先生の演技,話芸に引き込まれました。講演後のグループごとの意見交流では,「識字学級の意味を初めて知った」「当たり前と思っていることがそうではないこともある」「子どもと目を合わせて話さなければいけない。」などの意見が出て,普段の子どもとの関わりについて話が深まりました。
 子どもたちは,6年生の社会科で,いわれのない差別,偏見があるという事実を知ります。そのため,低学年から取組を積み重ねることで,様々な人権問題を捉えられるようにしています。
 子どもたちを取り巻く社会は,決して穏やかな様相ばかりではありません。新聞・テレビ・インターネットなど様々な媒体を通して,今もいじめやネットへの悪質な書き込み,児童虐待,差別問題など驚くようなニュースが飛び込んできます。私たち大人が,このような人権に関する問題の実態や原因について正しく理解し,自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることで,全ての人が生まれてきてよかったと思える平和で幸せな社会を築くことができると思います。ご家庭でも,この機会に「思いやりの心」などについて話題に挙げて考えていただければと思います。

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