今年も,岩倉南社会福祉協議会の方々による恒例の「しめ飾り作り」が行われました。今年は,昨年までと異なり,もち米のわらを自分たちでまず掃除をして,縄をなえるように下準備をすることから始めました。その後,室内で地域の方々に手ほどきを受け,100名近くの参加者が,正月飾りのしめ縄〔輪飾り(ちょろ)〕作りに挑戦しました。手のひらを使い,わらをなっていくのはなかなか難しいのですが,子どもたちも保護者の方やおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に一生懸命つくっていました。仕上げには,ウラジロ・ゆずり葉・水引をつけて完成です。出来上がったときのみんなのうれしそうな顔が印象的でした。
岩倉の地では,かつては吉田神社の注連縄も作っていたそうです。そのような歴史の一端に触れながら,伝統の迎春支度を楽しむ会となりました。