最新更新日:2014/10/17 | |
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「 夏 の 挑 戦 」
「処暑」とは夏の暑さも終わりを告げるという意味の二十四節季の一つだそうですが,なんと今週初めの23日がすでに「処暑」だったそうです。夏の終わりどころか今や夏の猛暑の真っ盛りという間の,授業再開となりました。
長いようで過ぎてしまえば短いような夏休みでしたが,新道の子どもたちは,保護者の皆様や地域の皆様に見守られて,生き生きと夏休みを過ごしたようでした。夏休み前集会で子どもたちに,「夏休みの間にいろんなことに挑戦をしてみましょう!」と話しましたが,この間子どもたちはその言葉どおり,いろんなことに挑戦してくれたようでした。 チャレンジ学習での不得意科目への挑戦やプールでの泳力に挑戦。放課後まなび教室の特別教室では神妙に生け花や茶道に挑戦してくれた子もいました。地域の行事では,閉校記念行事の一環として新道小学校でのデイキャンプ。さらに盆踊りや魚つかみ,建仁寺の夜の鐘撞きに挑戦したり,八坂神社の七夕祭りの奉納作品への参加,また早起きに挑戦してラジオ体操に参加した子どもたちもたくさんいました。そして京都子ども美術展では,「京都府知事賞」「京都市長賞」「京都中央信用金庫賞」「日図奨励賞」など八千数百点の作品応募の中の優秀52点の中に選ばれ授賞式に参加したり,その他いろんなスポーツに挑戦して,いい成績を収められたと話してくれた子どももいて,一緒に喜びを味わいました。ゆっくり話を聞けなかった子どもたちにもいろんなことに挑戦し,一回り成長した姿をこれから聞きたいと思っています。 さて少し話は飛躍しますが,夏休み中におもしろい情報誌を読みました。それは,京都市内だけでなく府下や滋賀県,三重県に亘って,オリジナルの牧場で生産した牛乳や乳製品を宅配して,売り上げを伸ばしている業者の顧客向けの情報誌なのですが,今月のその情報誌の川柳部門の最優秀賞に,おもしろい川柳が載っていました。それは…。 「夏休み あると思うな 親の愛」 当を得た名句だと思いました。学校側からすると,「夏休みの宿題はその子どものための課題として出しているので,なんとしても自力でやってほしい。」と思っていますし,保護者の方からすると,「手伝ってやりたいものの,忙しくてなかなか子どもの期待に答えられない。」という現実…。また別の角度から読むと,不況の世の中,「夏休みに必ず豪勢な旅行に行けると,あまり期待してほしくない。」というようにも読めます。実に今の世の中をうまく言い当てている名句の紹介でした。 とにかく,子どもたちも先生方も7ヵ月後にせまった東山開睛館に向けて,勉強ずくめ挑戦ずくめの夏休みでした。東山開睛館の新築工事(ハード面)が着々と進んでいますが,立派な建物に見合うべく,立派な教育が行えるように教育の中身(ソフト面)の創造に向けた挑戦が始まっています。9月11日(土)の説明会にはどうぞお誘い合わせの上,保護者の皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。 |
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