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最新更新日:2014/10/17 |
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「 憲法月間によせて 」![]() 学校は新しい学年になってほぼ1ヵ月が過ぎました。1年生も学校に慣れ,小学生らしくなってきていますし,6年生も修学旅行の行事を終え,最高学年として多方面で活動してくれています。保護者の方々,地域の方々のご協力で,学校はいいスタートが切れているようです。ありがとうございます。 さて,5月3日の憲法記念日が,今年もまもなくやってきます。京都市では,5月3日の憲法記念日だけでなく,5月を憲法月間として様々な取組が行われています。 学校でも,先週の月曜日の朝会の時に,本の読み聞かせを通して憲法の中の重要な柱「基本的人権の尊重」について子どもたちに話しをしました。南米チリの「むこう岸には」という絵本の読み聞かせをしました。「川の向こう岸には,かわった人たちが住んでいると,みんながいう。『むこう岸に行くんじゃない』と父親は言う。でも行ってみると,髪の毛の色やかわった模様の服を着ているけれど私たちと同じ楽しい人たち。いつか川に橋をかけるのが夢。」と言う少女のお話です。住んでいる地域や,嗜好の違いで,偏見を持ったり差別をすることは間違った考えであり,互いの人格を尊重して真の友情を育んでいく。と言う内容を全体への読み聞かせのあと,発達段階にあわせて,各クラスで人権学習を行いました。お家でも子どもたちの感想をお聞き下さい。 5月3日は,日本の国のいちばん基になる決まりで,日本が平和で,みんなが楽しく暮らせるようにと,いろいろな約束を決めた日です。その約束の中で一番大事なことは「人は人らしく生きる権利がある」と言う約束です。この約束は,日本中の全ての人が守らなくてはならない,とても大事な約束です。「人が人らしく」ということは,友だちのよさや,その人らしさを認め合い,友だちを大切にする子どもになってほしいと願っています。 |
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