最新更新日:2014/10/17 | |
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5月は 「憲法月間」 です
1947年に「日本国憲法」が制定されて,60年が過ぎました。日本国憲法では,「国民主権」,「基本的人権の尊重」,「平和主義」の3点が中心となり,私たち国民が大切にしなければならないものと記されています。そこで,子どもたちや私たちに最も身近な「基本的人権の尊重」の面から憲法を見たとき,憲法の精神が日々の生活の中で十分には生かされているとは言い難い現実が存在します。同和問題を始めとして,障害のある人に対する問題,在日外国人に対する問題,女性問題などの「人権に対する問題」について,これから解決していかなければならない数々の課題があります。また,子どもたちの間にも「いじめ」の問題を始めとして,人権に関わる問題がたくさんあります。この様な中で,人が人として大切にされる世の中にするために,私たちは今何をしなければならないのかを,この機会に改めて考えてみることが大切ではないでしょうか。21世紀は,「人権の世紀」と言われています。子どもたちや私たちの未来を,明るく希望に満ちたものとするためにも,人権問題の解決に向けて,一人一人が手に手をとって頑張ろうではありませんか。
なお,本校におきましては,憲法月間に合わせて,それぞれの学級において,人権の大切さについての学習をし,友だちや相手の立場に立って考えた人権標語も作成します。また,児童集会や「新道タイム」で,それぞれの学級の代表の子どもたちが,人権の大切さについて考えたことや思ったこと,感じたことなどを,子どもたちみんなの前で発表する予定もしています。 「 五月に!」
「奇跡的に美しい五月」と,シューマンの歌曲「詩人の恋」の中でドイツの詩人ハイネは言っています。その言葉とメロディーを毎年この時期に私は必ず思い出すのですが,それは「思い出す」のではなく,心の中まで萌葱色に染まるくらいの新緑が,「思い出させてくれる」のかもしれません。それほど新緑が美しい季節となってきました。
学校は新しい学年になってほぼ1ヵ月が過ぎました。1年生も学校に慣れ,小学生らしくなってきていますし,6年生もわずか1ヵ月前とは見違えるように,最高学年としててきぱきと活動してくれています。保護者の方々,地域の方々のご協力で,いいスタートが切れているようです。ありがとうございます。 さて,まもなく子どもたちも楽しみにしている連休がやってきます。「みどりの日」にも,「こどもの日」にもそれぞれ意味があるわけですが,学校では特に「憲法記念日」を子どもたちに意識させて取組を行っています。 ご存じの通り,私たちが毎日平和で安全な生活が送れる大元が憲法です。京都市では,5月3日の憲法記念日だけでなく,5月を憲法月間として様々な取組が行われています。 学校では,憲法を直接学習するのは6年生ですが,そこに書かれている基本的人権の尊重を,発達段階にあわせて指導を行います。私からは基本的人権の尊重で最も大事な生命の尊重について,子どもたちにお話しをします。子どもたちから感想をお聞きください。 今も昔も,親御さんや教職員が子どもを思う気持ちには変わりがありません。身体の健康とともに心の健康もだいじです。大空に泳ぐ鯉のように,子どもたちみんなが元気で健康な毎日が送れますように。 平成21年度 「学校教育方針」
○ 校 訓 『 至誠 自治 力行 』
○ 学校教育目標 「よく考え,心豊かに,たくましく生きる子の育成」 ○ めざす子ども像 勉強が好きな子(かしこくなろう) ・話がしっかり聞け,思いを表現できる子 ・自分の考えを書いたり発表したりできる子 ・めあてをもって自ら学ぶ子 ・学習の準備がきちんとできる子 思いやりのあるやさしい子(やさしくなろう) ・あいさつやあとしまつのできる子 ・友だちと協力できる子 ・自分で考えて行動する子 ・自分の仕事を責任持ってやれる子 明るく元気な子(がんばろう) ・最後までやりぬく子 ・進んで運動や外遊びをする子 ・早寝早起き,朝食をしっかりとる子 ・安全に気をつけて行動ができる子 ○ 子どもたちへのスローガン 「優しさいっぱい新道校」 「元気いっぱい新道校」 「やるきいっぱい新道校」 「平成21年度のスタート」です
花々が咲き競う4月がやって参りました。「平成21年度のスタート」です。本校創立140年目の節目の年にもあたります。
17名の新1年生を迎え,児童数75名で新年度を迎えます。保護者の皆様,地域の皆様には引き続き本校教育の推進に何かとお願いすることが多々あると思いますが,ご協力の程よろしくお願い申し上げます。 最初に,学校の教育改革の動きについて少し触れたいと思います。平成18年12月に,約60年ぶりに教育基本法が改正されたのを機に,平成20年3月に新しい小学校学習指導要領が交付されました。前回の改訂で「生きる力」を育むことが重要視されましたが,今回はその上に基礎的な知識・技能を習得するとともに,これらを活用して課題を解決していく力が重要視されています。そのために必要な思考力・判断力・表現力を育み,主体的に学習に取り組む態度を養うものとなっています。具体的には,○言語活動の充実 ○体験活動の充実 ○理数教育の充実 ○道徳教育の充実 ○伝統や文化に関する教育の充実 ○外国語教育の充実などが挙げられており,本校でも従来より,「りっこう学習」(総合的な学習の時間)などにおける,子どもたちのフィールドワークによる探求活動(体験活動)などから論理的思考・表現を高めていく教育を大事にしている教育と相通ずるものがあります。 今回改訂された学習指導要領は平成23年4月より完全実施となります。しかし学習する内容が,学年が変わったり,追加や削除されることによって,学習しない子どもができないように,今年度から移行期間に入ります。学習する内容によっては,ご兄妹で学年が異なるのに,同じ内容の学習をすることも起こりえます。どうか上記の趣旨によるものですので,ご理解をお願いいたします。 新たな新設校の建設も着実に進んでおります。2年後を見据えた学校統合へもスムーズに行けるように,教育内容だけではなく,学校教育活動全般に亘っても統合への移行が必要な時期になってきました。どうぞこの1年,皆様方のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。 |
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