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最新更新日:2014/10/17 |
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「非日常の中での子どもの成長」![]() さて今月は,全国的にインフルエンザが子どもたちの間に流行しており実施が心配されましたが,5年生の「山の家」(4泊5日)の野外体験活動を無事に実施することができました。今回は非日常(環境・指導者・仲間)の中でどれだけ自分たちの力が出せるのかが焦点でした。便利な町の中で保護者の方との生活環境から,自然の中でなんでも自分で苦労して生活していく環境。担任や周知の教職員の学校生活環境から,他校の馴染みのない先生や,山の家の先生,YMCAのキャンプリーダーのお兄さんやお姉さんからの指導,総合地球環境研究所の大学の先生のお話。それらを気心の知れたクラスの友だちではない,他校のともだちの環境の中で,私はあえて,できるだけたくさんの非日常の活動を設定し,子どもたちに持てる力を出させたいという願いがありました。 普段の学校生活の中では本校の5年生は,とても積極的に発言し,活発に意見を交換できるようになっていますが,非日常の中ではどれだけ力を出してくれるものかと半信半疑で様子を見ていましたが,私の予想を大きく超え,新道の5年生から全体の5年生へ,積極的に発言することや素直に反省する心,など他校へなさわやか風を吹かせてくれたことに,大変満足して帰って参りました。非日常の中でも日常的な活動ができることは,本物の力だと確信しました。 7月には4年生の「みさきの家」(2泊3日)ともども,いずれも他校の友だちと一緒に野外宿泊活動を終えると,一回りも二回りも子どもたちは成長しました。日常の学校生活では学習できない貴重な体験が,子どもたちの成長のバネになっていたと実感しているところです。関係の保護者の皆様には荷物の準備や,当日までの体調管理等いろいろとご協力いただきまして本当にありがとうございました。 【 お知らせ 】 11月1日(日)京都新聞の日曜版(P15・16です。),「ing Kyo」欄の「ソフィアがやってきた!」で本校の5・6年生の特別授業の様子が掲載されました。同志社大学社会学部教授の渡辺武達さんが「新聞やテレビはどんなことに役立つのだろう?」というテーマでお話しされた様子が詳しく掲載されています。ぜひご覧下さい。(これも非日常の体験の一つです。) |
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