最新更新日:2024/05/31 | |
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校長の窓34(人権月間によせて)12月は「人権月間」です。1年の最後に人権の視点で,それぞれの生活や過ごした時間を見直す機会とするため,全校朝会で私から話をさせていただきました。これは,子どもたちだけでなく,大人である私たちも含めて,そうした時間にしたいと考えてのことです。 すべての人には人らしく生きる権利があり,だれもが幸せになれる権利があります。自らの幸せのために,他人の安心や安全を奪うことはできないし,そのことは本当の幸せにはつながりません。本当の幸せは,そこに生活をする,その社会を創るすべての人が幸せに感じることであり,そうでないと自分の幸せを創り出すことはできないからこそ,それぞれが少しずつ努力をして,安心安全な社会をつくる(子どもたちにとっては,学校,家庭,地域)ことで,自分を含めたすべての人の幸せをつくることができるという趣旨の話をさせていただきました。 4月以降,本校においても様々な課題が生じましたが,学校が子どもたちにとって本当に安全で安心な場所となっているのか,教職員全員が再度振り返り,間違っていたことはしっかりと反省したうえで,今後,改善に向けてどのようにするのかを考え,行動することを大切にしてまいります。また,よかったことには自信をもって,2022年につなげていきたいと考えています。 環境をつくるのは,その環境で生活をする一人ひとりです。地域の環境は,そこで生活をする地域の方々ということになります。そこには,子どもたちやその地域にある学校(教職員)も当然含まれます。学校単体で捉えると,子どもたちと私たち教職員になります。そして,教職員の仕事が児童の教育をつかさどることであることを踏まえれば,子どもたちが暮らす地域や学校のよりよい環境を創りあげるには,私たち教職員の役割の重要性さに気付かされます。改めて,私たち教職員は,すべての子どもたちにとって,学校が楽しい,また明日も登校したいという環境をつくり,学びの充実につなげていくため,最大限の努力を行うことが必要だと認識しています。こうした視点を大切にしながら,教職員一人一人が冬休み期間も有意義に過ごし,2022年のスタートを迎えたいと思います。 2022年は1月11日(火)スタートです。すべての子どもたちの笑顔と元気な挨拶を楽しみにしています。2021年お世話になりました。ありがとうございました。2022年もどうぞよろしくお願いします。 |
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