最新更新日:2024/09/24 | |
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スポーツの秋です!
9月も半ばを過ぎ,朝夕涼しくなり,過ごしやすくなってまいりました。青い空にひつじ雲が浮かび,外で体を動かすのがとても気持ちの良い時期を迎えました。今年は,テニスの大坂なおみ選手の活躍をはじめ,様々なスポーツにおいて日本の選手が世界で活躍するニュースが話題になっています。また,来年にはラグビーのワールドカップ,2020年にはオリンピック・パラリンピックが日本で開催されます。これから,ますますスポーツが注目されることとなるでしょう。
さて,西京極は昔からスポーツの盛んな地域だと言われています。地域の方に伺いますと,昭和の中頃は特に相撲が盛んで強かったそうです。今でも老若男女を問わず様々なスポーツに親しんでおられる様子が伺えます。また,西京極総合運動公園も近くにあり,スポーツを「する」「見る」という点においても恵まれています。しかし,本校の体力テスト(4〜6年児童)の結果を見ますと,残念ながら芳しいものではありません。「50メートル走」に関しては男女ともに京都市平均より優れており,男子の「長座体前屈」も平均を上回っています。ただ,これら以外の「握力」「上体起こし」「反復横跳び」「20メートルシャトルラン」「立ち幅跳び」「ソフトボール投げ」については,すべて全市平均を下回っています。特に「握力(筋力)」「反復横跳び(敏捷性)」「20メートルシャトルラン(心肺持久力・全身持久力)」は大きく下回っています。これらの原因の一つには,いわゆる三間(時間・空間・仲間)の減少により,子どもたちの日常生活や遊びの様子が以前と比べて変わってきていることが挙げられると思います。 今,学校の体育は,楽しく運動することを第一に考え,運動の楽しさや喜びを味わうための基礎的・基本的な『知識・技能』,『思考力・判断力・表現力等』,『学びに向かう力・人間性等』の育成を大切にした授業づくりを大切にしています。そして,将来にわたってスポーツを楽しめるよう,児童の発達の段階を踏まえて,学習したことを実生活に生かし,豊かなスポーツライフを継続することができる力を培っています。 スポーツの秋。体を動かすことは,健康面だけでなく,精神面にもとても良い影響があるそうです。例えば,目標に向かって体を動かすことで,気晴らしになります。また,運動することで満足感や達成感が得られ,自信をもてるようになることもあります。さらには,脳は疲れているのに眠れない時などは,体を動かすことでよく眠れるようになります。そして,体が温まり,筋肉の緊張もとけます。スポーツは,日常生活とは異なる世界に身を置いて心と体を開放して楽しむことができます。自分の体調やペースに合わせて,時には大人と子どもが一緒に体を動かして,大いに秋を満喫されてはいかがでしょうか? 校長 今村 ひろみ |
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