昨日16日の1・2・5限に、1年生の国語の授業で、図書館を活用した授業を行いました。今回は、中学校で図書館を利用するために必要な知識を得るためのガイダンスでした。
授業には学校司書のHさんにも入っていただき、図書館の本を分類している“日本十進分類法(中学校)”についてや、その具体的な分類方法、さらには本棚の中での本の並び方(Zの文字を書くように並んでいる)などを教えてもらいました。
ひと通りの説明が終わった後、教科担任のI先生から、「学校図書館活用ノート」に書いてある“本は心の糧(かて)”についてのお話がありました。「“心の糧”ってどういうこと?」「“糧”って何?」「食糧の“糧”」「そうですね」…。
そんなやりとりをしながら、先生は「本は心を豊かにする栄養源」であることや、「心を育てるために本を読む」ことなどを話されました。
そのノートには、次のようなことも書かれていました。
中学生になると、心も体も急速に成長していきます。
心は数々の経験によって、体は運動や食事によって成長していきます。
心も体も成長を待つのではなく、自分の意志で、自分の力で育てていかなければなりません。
読書は「第二の経験」と言われています。読書をすることで、ものの見方や考え方の基礎を培い、物事を正しく判断できる力が育ちます。
本を心の糧とすることで、自分の心を磨き、豊かにし、人の立場に立ってものを考えることのできる人に成長していきましょう。
(「学校図書館活用ノート」より)
皆さんも、今日はテスト勉強でそれどころではないでしょうが、ぜひとも読書好きになって、図書館にも足を向けてみてください。
なお、下の写真は、学校司書Hさんに説明をしてもらったり、I先生からのお話を聞いているときのようすです。