晴天のもと、第18回目を迎える「洛西ふれあいフェスティバル」と、5年目となる「小中部活動交流」が開催されました。。
8時30分に洛西中学校のグランドに小・中学生が300余名集まり開会式が行われ、生徒代表の挨拶やPTA会長の激励の言葉と続く中、最初は多少緊張気味だった小学生も、準備体操をする頃には徐々に緊張もほぐれてきました。
その後、小学生は事前に希望を出して決まった2種目の部活動を体験しました。ふだん制服姿の中学生を登下校などで目にすることはあっても、小・中学生が「何かを一緒にする」ということはなかなかありません。最初は不安感もあったとは思いますが、中学生の「お兄さん」、「お姉さん」からアドバイスを受けて、力一杯、一生懸命それぞれの部活動に取り組んでいました。終わった後の小学生からの感想では、「楽しかった」、「中学生のお兄さん、お姉さんがとても優しく、親切に教えてくれてよかった」など、好意的な意見も聞かれました。さらに閉会式後に、PTAや地域の民生委員さんたちが中心となりつくっていただいた450食余りの「カレーライス」を、日がよく当たったグランドで、小・中学生が一緒に食べている姿を見ると、部活動交流の目的の1つである「小学生の中学校に対する不安感の払拭(不安感を取り除く)」というところに少しは迫れたかなと喜んでいます。
カレーライスを食べ終わると、小学生も中学生も気になる「フェスティバル」にまっしぐら。フランクフルトやみたらし団子、わた菓子、ソフトクリームなど、今カレーを食べたことなどすっかり忘れて、「食欲の世界」へと突き進んでいました。また、楽しい「遊びコーナー」に足を進める小・中学生もおり、わずか1時間足らずのひと時でしたが、「時間が足りない」とか、「もっと早く来たかった」とか不満をいいつつも、それなりに楽しんでいたように思います。
この「洛西ふれあいフェスティバル」は、地域の各種団体からなる「地域生徒指導連絡協議会」が主催し活動している事業です。当日の参加団体は30ほどにものぼります。「作品展示、自主製品や食べ物等の販売、啓発活動、楽しめる遊び等のコーナー」などのフェスティバルの活動に子どもたちが参加する中で、「親子のふれ合い」や「地域と子どもたちとのふれ合い」を図り、そのことを通じて「児童・生徒の健全育成」をねらおうとする取組です。
今年は天候が良かったこともあり、例年以上に盛況で、午前10時のPTA会長による開始の合図とともに、大変多くの地域に住む子どもから大人までの方々に参加していただき、また、楽しんでもいただきました。主催者としてはほんとうに嬉しいことでした。
前日から、カレーづくりのために準備にあたっていただいたPTA、民生委員をはじめとする地域の皆様、そして、洛西ふれあいフェスティバルを盛り上げていただいた各種団体の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
なお、写真につきましては、後日改めて特集で紹介をしたいと思います。