最新更新日:2024/05/31 | |
本日:50
昨日:64 総数:486307 |
1年福祉体験学習2・手引き体験
6月11日(月)2〜4時間目,1年生は先週に引き続き福祉体験学習として、「手引き体験」に取り組みました。「手引き」とは,視覚障害者の方に腕を持ってもらって誘導することです。引き続き,講師は松永信也さん。西京視覚障害者ボランティア・ジョイントの皆さんにもお手伝いして頂きました。最初は講師の方から,手引きのときに大切なポイントを教わり,あとは2人のペアをつくり,交代して手引きの体験を行いました。北校舎2階の会議室からスタートし,2階渡り廊下にコーンで設置した細い通路を一列で進みました。そのまま南校舎の階段を降り,グランド側の通路を通って,体育館前まで手引きしていきます。ここで,手引きをする人とアイマスクをする人が交代し,帰りは逆のコースで会議室に戻りました。「階段です」「低い段差があります」など,細かい状況を伝えながら進んでいきました。ジョイントの方にお聞きしたのですが,言葉でうまく伝えられるかどうかがポイントだそうです。それと平坦なところは,普通の速さで歩く方がよく,ゆっくり歩くとかえって相手に何かあるのかと不安にさせるそうです。
階段の下りが怖かったり指示が案外難しかったりと大変だったと思いますが,アドバイスしていただきながら,手引きの基本はわかったようでした。これから町で白杖を持った方を見かけたときは「お手伝いしましょうか?」と声をかける生徒が何人かでいたら,洛西の町はもっと過ごしやすいところになるでしょう。 |
|