最新更新日:2024/09/20 | |
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1年生 車いすバスケットを体験!
2月13日(木)5・6限に,体育館において,1年生が人権学習の一環として,車いすバスケットボールに取り組みました。元シドニー・北京パラリンピック日本代表コーチの方と2名の選手を講師にお迎えして,「車いすバスケットボールを通じて,障害のある方との交流を図り,障がい者も健常者も一人の人間として共生していく姿勢を育むこと」を目的に,学習を進めました。
初めに北京パラリンピックの「日本対ドイツ」の試合(ダイジェスト版)を見て,解説を聞きながら関心を高め,本時の目標を理解しました。次に車いすの乗り方を講師の先生に説明していただき,選手の方々に実際に模範を示していただきました。その後,生徒たちはグループに分かれて,全員が車いすでの「前進,コーナーでの回転,後進」を体験しました。みなさん,時間とともにうまく車いすを乗りこなすことができるようになっていました。 そして,クラス対抗で車いすバスケットボールの試合を行いました。初めはシュートがなかなか入りませんでしたが,次第に入るようになりました。その後,シュートを決めた生徒チーム対教員チームで戦いました。結果は,生徒チームの勝利でした。 最後に,一人の選手の方から,事故で足が動かなりつらい思いをしたが,入院して仲間と出会い刺激を受け,自らの努力で上半身の筋力アップを図り,車いすでの活動ができるようになり,生活が豊かになったことを,実体験を交えてお話ししていただきました。車いすで歩道を安全に通ることができるために,無断駐輪をしない,唾をはかない,割れたガラスを放置しないなど,ちょっとした気遣いで,障がい者も健常者も気持ちよく生活できることを教えていただきました。 お礼の挨拶を代表生徒が,本時の感想を交えて自分の言葉で伝えることができたので,大きな拍手が起こりました。本日,ご指導いただきました講師の先生と選手の方々に,この場をお借りして,御礼申し上げます。 |
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