最新更新日:2024/08/19 | |
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人権週間
国際連合は,1948年(昭和23年)12月10日の第3回総会において,第二次世界大戦の反省をもとに,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択したのに続き,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会においては,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定め,全ての加盟国及び関係機関が,この日を祝賀する日として,人権活動を推進するための諸行事を行うよう,要請する決議を採択しました。
我が国においては,同宣言が採択されたことを記念して,1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を,「人権週間」と定めており,その期間中,世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く国民に訴えかけるとともに,人権尊重思想の普及高揚を図るため,全国各地において集中的な啓発活動を行っています。 「思いやりの心」や「かけがえのない命」について,この機会にもう1度考えてみませんか? 本年度の「第66回人権週間」では,啓発活動重点目標「みんなで築こう 人権の世紀 〜考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心〜」を始め,17の強調事項を掲げ,啓発活動を展開することとしています。 ≪年間強調事項 17項目≫ ( 1) 女性の人権を守ろう ( 2) 子どもの人権を守ろう ( 3) 高齢者を大切にする心を育てよう ( 4) 障害のある人の自立と社会参加を進めよう ( 5) 同和問題に関する偏見や差別をなくそう ( 6) アイヌの人々に対する理解を深めよう ( 7) 外国人の人権を尊重しよう ( 8) HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう ( 9) 刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう (10) 犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう (11)インターネットを悪用した人権侵害をなくそう (12)北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう (13)ホームレスに対する偏見をなくそう (14)性的指向を理由とする差別をなくそう (15)性同一性障害を理由とする差別をなくそう (16)人身取引をなくそう (17)東日本大震災に起因する人権問題に取り組もう (法務省) |
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