京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/26
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山科の心  〜折れない心、熱い心、優しい心〜  「生きる力」を身につけ、心と知性ある豊かな人間を育成する。  山科の流れのほとり もえいでし若草のごと 緑なす年の友垣 日々にくむ誠と愛も 美しき命の泉 ああ楽し 吾等の学舎

新入生入学説明会でのあいさつ(要旨)

皆さんこんにちは,校長の下岡です。本日はお忙しいなか,本校の説明会にようこそお越しくださいました。保護者の皆さまが,それぞれのお子たちと共にに,本校の門をくぐって頂ける事を願いながらお話しできればと思います。
 
 さて,生徒たちの頑張る姿に日々感動をもらいながら、赴任してから3年がたちました。山科中学校には,「伝統と歴史がある」「多くの卒業生がいる」「数年前よりは落ち着いてきている」ということを言って頂けるようになりました。
今年は創立70周年記念行事も行いました。本校は京都市で戦後最初につくられた新制中学校の一つです。校門の横には、先日税の作文で全国表彰を受けた生徒の横断幕が、入ってこられた時には,体育館の上に生徒が作った,山科中の過去・現在・未来を表すデジタル壁画が見えたと思います。
 しかし,一方では,それとは別に「中学生はこわい」「登下校のようすがだらしなく見える」「中1ギャップが心配だ」「いじめは大丈夫なのか」といった声も耳にします。
 本は山階南・百々学区の各自治会の協力も得て,各町内会に毎月「学校だより」を配らせて頂き、回覧もして頂いてます。また,山科中のホームページでも生徒の学習や活動のようすを毎日発信しています。
とにかく山科中のありのままの姿を、現在と将来の山科中の生徒や保護者のみなさん,地域のみなさんに知ってもらいたい,そのような思いで発信しています。
 多くの生徒たちは授業でがんばり,行事で力を出し切り,そして部活動でも頑張ってくれています。山科区民祭りや児童館の行事、小学校への読み聞かせ活動など、地域にも積極的に出てくれています。
 もちろん,各学年200名近い生徒がいますので,人間関係のトラブルや仲間はずれなどの問題も起こります。しかし,その一つ一つに先生方と生徒が一緒になって取り組みながら,決してトラブルをマイナスのままにして終わらせないことを大切にして指導しています。
 さて、本校の教育目標,「よく聴こう,もっと考えを伝えよう」について、少しお話ししたいと思います。
 「よく聴こう」というのは授業中、先生の話をしっかり聴こうという意味だけではありません。友達の意見をしっかり聴こうという意味です。小学校でも進められていると思いますが、先生が説明ばかりする授業ではなくて,生徒が主体的に意見を言える授業をしてくださいとお願いしています。
 「もっと考えを伝えよう」は先生に答えるという意味ではなく,グループで、クラス全体で活発に意見をぶつけ合い、互いに成長する。そんな勉強の仕方をして欲しいという意味です。
 私は学校にいるときはほとんど,授業中の教室をのぞいて回っています。授業の最中でもズカズカと入ります。3年生はもう慣れたもので、授業中でも先生の目を盗んで、軽く合図や笑顔を送ってくれますが、1年生は「何かあったのか」と緊張するようです。授業の邪魔になっているかもしれませんが、許して貰ってます。
毎朝、掃除をしながら校門に立っていて、一昨年より去年、去年より今年と、おはようのあいさつを返してくれる生徒が増えて来ていることに喜びを感じています。
 さて,いろいろとお話ししましたが,もちろん百点満点のことばかりではありません。時には先生方同士で悩んだり,生徒も悩んだりすることがあります。でも,そのような時にも、先ほど話しましたように、子どもたちと一緒に考え、行動していくのが山科中学校の考え方です。
 みなさまのお子様は小学校時代に大きく成長されたと思います。毎年、両小学校の授業や学習発表会を見せて頂いています。山階南小学校では今年からポスターセッションを取り入れられ、子どもたちの発表する力が随分上がっているなと感じました。小学校時代の一つの完成した子どもの姿をみるにつけ、いつも頼もしく思っています。
 中学校は3年間という短い期間ですが,山科中学校で様々な活動,様々な人とのかかわりを通して,大きく成長して欲しいと願っています。
 保護者のみなさまと一緒に70周年を越えて、さらに良い山科中学校を創っていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
 なお、情報化がますます進み、SNSとも言われるソーシャル・ネットワーク・サービス。メールやラインはもちろん、ツイッター、フェイスブックが子どもたちの生活と行動を大きく変えています。
 私たちの生活をより豊かにする科学技術の進展ですので、今さら後戻りできないことではありますが、子どもたち同士や子どもたちと外の世界、危険な世界もあります。そことのつながりなど、見えにくくなった部分があまりにも多くなってしまいました。
学校・家庭・地域の協力なくしては、子どもたちの健全育成が難しい状況になってきています。本日はそのような観点から,山科警察署生活安全課少年係の      様にも少しお話しをしていただく機会を設けました。
そのあと,皆様のお手元の資料につきまして、教務の宮國、養護の今西、事務の高田より、ご説明をさせていただきますが、先にひとつお願いがあります。
中学校では小学校と同じく預り金の口座を設けて頂いております。例年は入学式の後に説明と手続きをお願いしてますが、今年度より小学校の了解も得まして、入学前に口座開設の案内を届けさせて頂く事になりました。具体的には中学校給食の案内と同じ時になりますが詳しいことは後ほど説明させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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