最新更新日:2024/06/17 | |
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夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
先日夏至も過ぎ、2013年も半分が終わろうとしています。日本には伝統的な行事として大祓(おおはらえ)というのがあります。大祓とは、6月と12月の晦日(みそか)に行われる厄除けの行事です。
神社本庁によると常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢(けが)れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓(はら)い清めることを目的としています。6月30日の大祓(おおはらえ)を夏越の大祓(なごしのおおはらえ)と言い,夏越神事・六月祓とも呼ばれています。 京都では多くの神社でこの神事が行われますが,近くの大石神社でも行われると聞いて,久しぶりに「茅の輪」を見に行きました。 「水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 のぶといふなり」。これは大祓詞(おおはらえうた)の一つですが、この詞を唱え茅の輪(ちのわ)を三回くぐりお祓いをします。 また,京都では夏越祓に「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。みんなもよく知っているように、水無月は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に切られたお菓子です。水無月の上にある小豆には悪霊ばらいの意味があるそうで、三角の形は暑さを払う氷を表しているとも言われています。 |
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