最新更新日:2024/09/24 | |
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3年生 「感動体験」 紹介(最終回)
3年生の感動体験をご紹介するのもこれが最後になりました。5組のK.O.さんの「うれしかったこと」です。
***************************************************** ぼくは、バスケ部に入りました。中学に入って、特にやりたいこともなかったから、小学校のときにやっていたバスケを続けることにしました。一年のときは、適当に過ごしていました。でも二年になって、顧問の先生が替わっていろんなことが大きく変わりました。やっていくバスケもちがったし、今まで気にしていなかった細かいことまで注意されました。三年の先輩が引退するまでは自分たちがおこられることはあまりなかったけど、先輩が引退してからはすごくおこられました。先生の言っていることが分からなくておこられ、分かっていても できなくておこられ、できてもほめられることはありませんでした。ぼくは毎日の練習で怒鳴られ、試合で怒鳴られ、練習試合では、「お前にバスケは向いていないからやめろ」とまで言われました。本気でやめてやろうかと思ったけど、ここでやめたら自分に負けるような気がしたし、一緒に頑張っている部員にあわせる顔がないなと思って、耐えました。 ぼくは、三年生が引退したらすぐにキャプテンを決めるものだと思っていたけど、自分たちが二年の間は決まりませんでした。そして二年が終わる頃に決まったキャプテンが、ぼくでした。 やっとキャプテンに慣れてきた三年の七月頃に、「東陵カップ」に参加しました。この頃には、先生の言っていることも分かってきて、おこられる回数は少なくなってきました。でも、ほめられることはほぼありませんでした。ぼくたちは予選を勝ち抜き、決勝まで来ました。準決勝と決勝が同じ日にあって、きつかったです。でも、はじめて試合でちょっと結果を残せました。そして試合が終わった後に、先生に「やっとキャプテンらしくなってきたな」と言われたのが、すごくうれしかったし、がんばってきてよかったなと思いました。 |
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