京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/09/24
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「一生懸命がかっこいい」学校を  右帯「配布文書」最下部に本年度の研究授業レポートを掲載しています。

3年生「感動体験」紹介

今日から第4回定期テストです。また、午後は先生たちはみんな小学校の授業を見に行き、小中一貫教育に向けた改善に役立てようと考えています。
今日のページでは、創立記念の日に体育館で発表してもらった3年生の感動体験を紹介します。1組 K・Aさんの発表内容です。

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 私はあの時、合唱コンクールの結果発表の時、感動のあまり泣いてしまいました。もちろん、最優秀賞がとれたから、でもそれだけではありませんでした。それは二年生の時の合唱コンクール。その時も勝ちたくて必死に頑張りました。でも全員が勝ちたいと思っていなかったのか、私はどこか一人で空回りしているようで悲しくて悔しかったのを覚えています。本番の後、賞はとれなくて、分かってはいたけれど悔しくて、もっと呼びかけができたんじゃないかと、途中で一回でも、一瞬でも諦めかけた自分をひどく悔やみました。そして来年は、と陳腐だったかもしれないけれど強く決意しました。三年になって合唱コンクールのことを意識し始めたときに、私は驚きました。なぜなら、クラス全体から勝ちたいという意思を感じたからです。私はとにかく結果が残したかった。頑張り、努力が証明できる結果が残したかった。だから、その思いが他の人にもあるということが嬉しかったのです。練習では、去年の反省をもとに、思ったことの全てを言いました。
 私は音源を聞いたり、部活後に今出先生に質問したり、他パートの音も覚えられるようにしたり、もちろん、自分ののどを壊さない限りに表現の工夫も歌ってしたりしました。そして練習中に一番嬉しかったことがありました。それは他のクラスも本気でやっていたこと、去年同じクラスだった人が勝つために頑張っていたことでした。みんなが本気で頑張っている、そのことが私をより勝ちたい気持ちにさせました。そして本番、緊張はもうありませんでした。壁を乗り越えたこのクラスなら大丈夫だという強い思いしかありませんでした。歌がもう終わりを迎えるその時に終わりたくない、そう思ったのは3年間で初めてでした。そして結果発表。結果は最も望んでいた賞でした。練習は順調にいった訳ではなくて、難度も衝突をしました。でもそれを乗り越える度に団結していくのも感じていました。だから最高な過程で最高の結果を残せたことが何よりも嬉しくて、去年の悔しさを、反省をいかすことができたことがうれしくて、思ってもいなかった涙がこぼれてしまいました。
 感動に浸る間もなく、私たちには受験というメイン行事があります。試験は個人戦ですが、それまでの学校生活で受験モードに入れるかどうかが大切だと思います。でもこのクラスなら、その困難でさえも乗り越えられると、真の団結力を得た今だからこそ、心の底から思います。

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