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最新更新日:2024/06/14 |
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授業探訪 2年生 英語科![]() ![]() ![]() この時間の目標は【比べて同じぐらい という表現を知る】です。今日新しく学ぶことはこれですが、それは授業の終盤で学ぶことになります。 DVDを再生し、生徒が歌詞カードを目で追います。サビの部分では何人もの生徒がそれに合わせて口ずさむ声が響きました。 最近の一連の授業で、ハリウッド映画「E.T.」を題材にした文章のリーディングをしています。最初はテレビ画面に現れる単語を全員で発音します。全員だけかな、と思っていたら、一人ずつ列の順でも発音するよう指示がありました。そうですね。全員一斉では、本当に一人一人が発音できるかどうかわかりにくい。うまく発音できない生徒にはきちんと指摘をし、お手本を示してやり直しです。こういうのを生徒はいやがるでしょうか。いいえ、その生徒の表情がいちばん明るくなったのは、この場面でした。 前の時間にしたプリントで、文章の内容と照らし合わせて答えるTorF(○か×か)やQ and Aの答え合わせをしました。答えだけでなく、「なぜそう思った?」「どこに書いてある?」「どこを直せば正しい内容になる?」と一歩掘り下げた問いかけもありました(ここは日本語で問いました)。 後半は、ストーリーの続きをお手本に続いて読み上げました。お手本は自然な速さです。先生は初めは区切って読み、単語と音の関係がつかめない生徒への配慮をしていました。 この文章を使った授業で必ず身に付けたいのは比較級・最上級など比較して判断を述べる表現です。模造紙大に拡大されたその内容のまとめと対比しながら、黒板には大きな天秤の図を書き、今日は「比べる点ではこれまでと同じだが、同じぐらいという表現」を学ぶことが告げられました。生徒がこの時間でいちばん目を輝かせた場面です。新しい表現を学ぶのは、覚えることが増えて苦労もしますが、前向きになれることなんですね。 英語を使える度合いにはいろいろあります。順調な海外旅行で望みを伝えられる、困っている外国の方の力になれる、予期せぬことが旅行中起こっても対処できる、ホームステイで十分コミュニケーションができる、現地校の生徒として学べる、就職して仕事ができる……など。英語は英語国の人々だけでなく、世界各国の人々とのコミュニケーションに役立ちます。 |
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