最新更新日:2024/06/01 | |
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1年生 道徳の授業より≪川住先生からのコメント≫ 今回の授業で生徒の皆さんは、「アンガーマネジメント」について学びました。教育の分野では、「アンガーマネジメント」は感情教育、あるいは感情理解教育といいます。また、「アンガーマネジメント」は誤解されることも多いのですが、怒りを無理やり抑えこんだり、怒りを消したり、怒らない人になるための方法ではありません。自分の怒りを大切にすることで心を豊かに穏やかにし、より良い人間関係を築くための知識やスキルのことを言います。 今回はアンガーマネジメントのいろんな内容のなから、自分の怒りの大きさと自分の怒りの奥にある感情(怒りの感情の正体)について考えるワークに取り組んでもらいました。怒りの感情の奥にはたくさんの大切な気持ちや感情が存在しています。そして、怒りをはじめ、様々な自分の感情に向き合うことの積み重ねが自分や他人を大切にすることに繋がります。今回の授業では、自分の感情に向き合う内容ということもあり、活発に話す人から黙々と考える人まで生徒の様子は様々でしたが、授業後に、生徒の皆さんに書いてもらった感想を読ませていただくと、皆さんがそれぞれのスタンスで自分の怒りの感情に向き合っていたことが伝わってきて嬉しくなりました。 普段の生活では、自分の怒りについてじっくり考えることはあまりないかもしれません。また、自分の感情を大切にすると言っても、なかなか難しいものです。今回の授業が生徒の皆さんの怒りや感情を大切にする一歩になれば嬉しいです。 |
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